7/11 avanti 東浩紀さんが村上春樹 1Q84 を語る | 矢沢永吉激論ブログ

矢沢永吉激論ブログ

全国矢沢永吉激論学會集団。

何でこんな売れてるんですか?


出る前から売れてた


予約だけでアマゾンで1万部売れてた


作品の内容とは無関係に売れてた


昔から知ってる人は村上春樹は80年代からノルウェイが絶頂期?


オウムについてもやってた?という印象。


でもノーベル文学賞では毎年報道される


春樹は世界中で同じように読まれている


消費社会がある段階に来るとどこの国でも春樹的物語が受ける


韓国でも中国でも春樹が売れる


テンプレートとして世界中で流通している


日本が生み出した初めての世界文学


無国籍、匿名的に物語の空間をつくる


ノルウェイは初めて固有名が出てきた作品


匿名的な都市の寓話を志向すること


決めセリフが多い


パスタ作ったり?


日本人と思わないで読まれている


マンガ的なのがグローバルなのを支えてる


日本のマンガ、アニメは春樹の影響をすごく受けている


日本の純文学作家で唯一本質的な影響を与えている


世界の終わりとハードボイルドの2交代列


ハードボイルドな現実世界と牧歌的なワンダーランド


1990-2000年代にかけてゲームで言われた「セカイ系」の基本フォーマット


身近な恋愛と世界の終末がリンクする


春樹は影響を受けていないが春樹が勝手に影響を与えている


マンガ的、アニメ的なものとは


人間をキャラクターにしてしまった瞬間に


生々しい肉体とか時代性とか歴史性とか土地性が消えてしまう


春樹は最初から消える作品を書いている


春樹的なものはマンガとかアニメに親和性が高い


匿名的な物語が大衆には支持されている


土地に根差すよりも交換可能な土地、自分、物語


そこで展開される泣ける話、深そうに見える話が受ける


どんな街に行ってもスターバックスがあるのと同じ。


日本で言えばジャスコと同じ


どこに行ってもジャスコがあって子供の頃からジャスコで育ってる


ジャスコ世代の人は東京に来てジャスコがあるとほっとする


ジャスコはプチふるさと


ブランド名が違うだけで同じ


消費社会が作った土地を横断した普遍的な生活のテンプレート


それが彼らにとってのオリジナリティ


土地や時代の固有性より匿名性の空間の方がリアルになる



ペタしてね