WBSでお墓のあり方について取り上げてました | 矢沢永吉激論ブログ

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横浜市と埼玉県の秋ヶ瀬の霊園を映してました。
いずれも分譲。
地方から出てきた団塊の世代とその子供の世代で、
実家に自分の墓がない家庭を対象にしている模様。
分譲価格は平均40-200万くらい。

地方から出てきて都市部で自分の墓を立てても
子孫がいないために無縁墓になるケースも多い。
権利者が不在だと土地が荒れるのも問題になっている。

霊園の分譲の場合は購入者の死後も永続的に維持するのではなく
33回忌までと区切りその後は永代供養墓?にまとめて入れてしまう。
(たぶん土に返す)

考え方の問題で日本人が先祖代々同じ墓に入り、
先祖の墓を守るというのはそれほど歴史があるわけではないらしい。
昭和初期の頃からで火葬が一般的になった時期とほぼ一致している。
衛生面の改善という目的も。

住宅は住む人がいなくなったらすぐマーケットに出てくるが
他人の墓地を安く買い取ってカスタマイズするっていう発想はあまりなさそう。
集合住宅と同じで基本的に土地はリースにして
権利者が不在になって管理する人もいなくなったら
霊園が整理して販売できるシステムにする方が
不動産としての流動性は増すし資産価値が見えやすくなる

所有する権利にこだわって次の世代が扱いに困るというのは
あまりよろしくないかも知れませんね。