報道2001 9/18放送分 | 矢沢永吉激論ブログ

矢沢永吉激論ブログ

全国矢沢永吉激論学會集団。

前回録画してあったのを観てなかったのでいま観ました。
前半の出演者は興味なかったので飛ばして後半の民主党、前原代表と片山さつき、佐藤ゆかり。
3人比べて議論や主張の明確さの順位をつけると
片山>前原≒佐藤
前原さんが悪いわけではないですが元財務省が一番優秀です。
民主党としては公務員系労組との関係を見直すなどかなり思い切った発言はしていてかなり評価はできますが議論や主張の内容から見ると片山さんの方が上手にみえます。

今回の放送で片山さんがコメントした内容は郵政公社の今後のあり方についてと今後の税制について。
既存の預貯金340兆は国債にリンクしているので国家負担になるが民営化後は運用対象がその限りではないので未知数ですという主張。
税制について報道では予算を1/3にするか消費税を21%にしないと破綻するとありましたがそれについては福祉予算の割合が大きいためそこはまず削れない。必然的に消費税の議論になりますが21%は結果論で目標数値。将来的に段階的に行うのでハードランディングはないでしょうと。

今まで政治家の発言を見ていていきなりこういう議論に入って数字に対して即コメントできるのは税制調査会の石弘光さんくらいしかいなくて他の人は議論もできない。
選挙中も選挙後もテレビや週刊誌では彼らの政策ではなくプライベートしか報道していないので分かりませんでしたが猪口さんも片山さんも従来の政治家よりもかなり優秀なようです。
コンドリーサ・ライスを連想されたりして党は関係なく将来的に希望を感じさせる人たちでした。
片山さん、マッキンゼー受けただけあります。