一度行ってみたかった下栗の里。
(最近はこういうフレーズが多い。)

「下栗の里」は長野県飯田市上村、日本の秘境の一つである「遠山郷」の更に奥地にある「集落」です。

その集落は標高800~1000メートルの地域に最大38度の斜面に点在しており、景観の美しさ、自然と暮らしの調和、こうした姿がオーストリア・チロル地方に似ていることから、東京学芸大学名誉教授で地理学者の市川健夫氏は下栗を「日本のチロル」と命名。

また、スタジオジブリがアニメ制作にあたり下栗を取材したとのことから「天空の里」とも呼ばれます。

平成21年には「にほんの里100選」にも選ばれました。

一躍、有名になったのは「サカイ引越センター
」のCMでしょうか?


道の駅遠山郷でパンフレットを入手し、「下栗の里」について予習。
そのパンフレット
下栗の里へは「道の駅遠山郷」から152号線を北上。途中、右折します。
ここからは道路幅の狭い上り坂が続きます。

そして、20分程上ると「下栗の里」に到着します。
自動車は「はんぱ亭」か少し上流部の空地に停めることになります。

はんぱ亭には信州サンセットポイントがあります。
ここからは南アルプスの一部の山々が一望できます。
易老岳、光岳?
兎岳、聖岳方面
あいにくの曇り空で山はなんとか見える。
はんぱ亭から5分程、上流部へ行くと右側に天空の里ビューポイント入口があります。
暫く林の中を歩きます。
地元の人々によって道が整備されています。
難所も通り
15分程で天空の里ビューポイントに到着。
ここから眺めはこれです。
これが日本のチロル、天空の里です。
観光客が多い場合、展望時間が制限されることもありますが、この日は独り占めでした。

この後、はんぱ亭に戻りそして隕石衝突によって形されたかクレーターがある御池山、南アルプス玄関口のひとつであるしらびか高原へ向かうのである。

つづく