行ってみたかったオクシズ、静岡県梅ヶ島へ。

オクシズ
オクシズとは静岡県の大井川、安倍川上流地域を意味します。(奥静岡の略?)
大井川上流地域は過去に大井川鐵道で千頭まで会社の慰安旅行で行ったことがあります。

今回は安倍川上流部の梅ヶ島へ。
魅力的な登山のコースもありますが今回の目的は安倍川の源流を求め。あるブログで安倍峠の旧ハイキングコースが幻想的でかつ冒険的だったのがきっかけ。

梅ヶ島
静岡市葵区にある安倍川上流部にある山梨県の県境に近い秘境の温泉郷です。

1700年前に発見されたと伝えられ、武田信玄の癒しの湯として使われたこともあるようです。

古文書による湯治記録で徳川家康、徳川秀忠の名が見られることから、江戸時代にはかなり有名な温泉地であったと推測されます。当時は立地上、身延に近いことから甲州との峠越えの交易が盛んで、湯治客も甲州経由が多かったようです。

バスの時間の関係上、始発で浜松から新幹線で静岡へ。
新幹線車窓からの安倍川。

目的地はこの上流。

何か天気悪そうで嫌な予感。

静岡駅前 朝7時3分発のバスで梅ヶ島へ。
静岡駅から梅ヶ島まではバスで約2時間の道程です。
安倍川をひたすら上流へ。

安倍川は天竜川、大井川、富士川と並ぶ静岡県内の大河。ともにアルプスが源流。故に大雨のときには崖崩れも多く、所々画像のような箇所が目撃されています。

安倍大滝入口に到着。

安倍の大滝

安倍七滝の一つ。日本の滝百選にも選ばれている高さ85m幅16mの静岡市随一の大滝です。

出合いのつり橋。
この2番目のつり橋がスリル満点。
細いワイヤーに板を乗せたようなつり橋。
しかも砂防ダムの真上を通過。
こんなに揺れます。

道中は結構、ガレや崩壊箇所が多い。
この橋は2011年の台風で歩道が崩落し、新たにかけかえられたようです。
このつり橋も2014年の雪で落橋し今年4月に完成したようです。
途中、倒木が。
ここも昔は崩壊があったのだろうか。
途中 蛙が!
幾つかの橋を超えて、
40分程 歩き、安倍の大滝に到着。

水しぶきが凄く、近くまで行けませんでした。

辺りは滝のミストと露で濡れており、椅子は座ることができませんでした。
おにぎりを1個 食べ、滝を堪能した後 戻りました。
帰りは10組程、滝へ向う人に会ったのですが2組程、ペアルックという同年代の夫婦が印象的でした。

次回はこの滝の上流部にある安倍峠に行きます。