私が高校時の大山登山をしたときの文集が残されており、機会があれば紹介するということを以前にブログで紹介しました

そのときの記事はこちら ↓


先日、お盆で実家に帰省したときにその文集がありましたので、その原文を書き写しました。

以下


 ぼくたちは十月六日~九日修学旅行で後楽園、大山、出雲大社、姫路城に行った。幸いに四日目の朝以外は快晴で大山登山や見学にはさしつかえなかた。特に二日目の大山登山はすばらしかった。
 午前七時半。快晴でコンディションもまあまあ。出発して間もなく沢があり橋が架かっている。ぼくたちはその橋を渡っていった。橋の上から上流を望むと大山が見える。そして、沢は上流の方にのびていて山沿いが沢で覆われているといってよいぐらいであった。また、その沢も荒々しく感じた。橋の上から下流を望むと沢は下の方へつづいており遠く弓ケ浜が望むことができた。さぞかし頂上から望むとすばらしいだろうなあと思った。一合目を過ぎないころ、校長先生が降りてきた。「大山はとても寒い。」と聞いていたが、歩いているときはむし暑かった。何合目の標識が見える時は最初の方はため息ばかりだった。五合目あたりを過ぎると、山の勾配も大きくなってきた。そして橋からみた景色以上にここからの景色はすばらしかった。弓ケ浜しか見えなかった景色がここでは美保の関まで望むことができた。八合目あたりはもっとすばらしかった。景色も弓ヶ浜から鳥取の方へのびている海岸線が見え、すぐ下はがけがあった。また、最初のタメ息も標識を通り過ぎると「もう少しだ。」と声が出たり、記念撮影をしたりみんなも少し余裕が見えてきた。頂上につくと「登った。」という満足感でいっぱいだった。中には疲れた表情で座りこんだ人もいればはしゃぎまわっている人もいた。全員登頂したので大山登山は大成功だと言えよう。その日は午後三時に下山した。
 その他テレビや本でしかみることができなかった出雲大社や姫路城も自分の目ではっきりとみることができた。小学校、中学校と修学旅行をしたが、高校でいったこの旅行が一番楽しかった。

以上

自分で書き書き写しながら何となく風景が浮かんできます。

HPでコースを確認しましたがはっきりは覚えていません。

写真も残っているはずでしたが、イメージは以下の写真通りです。

HPより引用

こう自分で思い出すと何となく追体験したくなってきます。

数年したら大山登山しようかなあ?