今週は名古屋ウィメンズマラソン

密かに子供たちと名古屋まで応援に行こうと考えてましたが、大人の事情で観戦はフルセグとラジコで。



その昔は瑞穂競技場をスタートし、概ね名古屋市内を時計の逆まわりで一方方向に走り、同競技場に戻ってくるコースでした。
このコースでは選手が通り過ぎたら終わりなので、現在は2回、3回と複数回応援できるよう工夫されているようです。

個人的に注目しているのはアテネオリンピック金メダリストで地元三重県伊勢市出身の野口みずき選手。

怪我で大会にもなかなか出場できなかった野口選手がラストチャンスの名古屋で勝負をかけたものの5kmより出前の地点で脱落。30km越では何人か抜いていくシーンもありましたが、結果は23位。

しかし、声援は優勝したユニスジェプキルイ・キルワ選手以上ではなかったでしょうか?野口選手が最後は笑顔でゴールしたのでやれることはやった、満足感と何か吹っ切れた、そんな印象でした。

日本人トップ争いは最後の最後までもつれ、田中智美選手が2位に入り、3位の小原怜選手を1秒差で抑えました。

これで選考レースはすべて終了。3月17日に正式決定されます。

しかし、過去にも女子マラソンのオリンピック選考に揉めた点、福士加代子選手が、選考レースで唯一、派遣記録をクリアしたにも関わらず、内定といえなかった等、以前からあった問題点。

内定基準で明確なのは前年の世界選手権で上で日本人トップであること。そのため、伊藤舞選手は内定済みということです。

陸連のお偉いさんは胸を撫で下ろしていると思いますが、何かうやむやになりそうです。