りんねてんしょう。死んであの世に還った魂が、何度も生まれ変わることをいいます。


仏教やヒンズー教の考え方ですが、他の宗教の信者、キリスト教などでも信じている人は多いようです。「生まれ変わり」は無いにしろ、天国・地獄など「あの世」に行くという発想がなければ、「宗教」は成り立ちません。


日本人は、「無宗教」と言いながら「初詣(はつもうで)」をし、神社や寺院に参拝します。「霊は信じない」と言いながら、幽霊を恐れ、お墓参りもします。占いも気にします。


外国人に「あなたの宗教は?」と尋ねられれば、私はとりあえず「仏教」と言うでしょう。「無宗教です」などと答えれば、「化け物と思われるよ」と聞いたことがあります。


富士山をどこから登ろうと、行き着く頂上は一つです。色々な「登り口」、それが宗教だと思います。「お金集めの宗教」、「この宗教を信じた人のみ救われる」という宗教を私は信用しません。