この言葉、今回の研修を受けるまで知りませんでした。法律の先生からも社会福祉士の先生からも何度も言われました。福祉系の世界では常識のようです。


大規模な施設の中で、隔離するするように世話をするのではなく、できるだけ「在宅」で普通の生活ができるようにしようと言う考えです。精神障害のサービス分野の用語だったのですが、今では社会福祉分野の原理になってきています。


自然の豊かな山奥や海辺で、静かにのんびり隔離されて生活することよりも、在宅でできるだけ「普通の生活」ができるように、それが幸せなんだという考えです。


認知症で寝たきりで話すことのできない人でも、「何も分からないのではありません」

そのことを忘れずに接して下さい、という言葉が心に残りました。