成年後見(せいねんこうけん)という制度があります。そして判断能力が不十分な人の財産や人権、生活面を守り支援する人を「後見人」と言います。


最近、身寄りの無い一人暮らしの方が増えていますが、一番の不安は、将来物忘れがひどくなったりして、正常な判断能力が無くなることだそうです。とくに老人をだます「リフォーム詐欺」や「振り込め詐欺」、「高額商品の押し売り」などニュースを見るたび不安になるそうです。


また、親族を後見人にして、好き勝手に財産を処分される例も多くなっているようです。


その「成年後見制度研修」を受けてきました。内容は、憲法(人権)、民法、社会福祉論、制度の概要、家裁調査官や市役所福祉担当の話で、かなり内容の濃いものでした。


介護認定の1と5、どちらが重いのかも知らない程度で受講したのですが、財産管理等の「得意分野」で世の中の役に立てそうだと思いました。