自分の子供が「年子」だと言うと(わが家は違いますが)、相手からなぜか尊敬と軽蔑とが混じった複雑な反応を受けることがあります。


「尊敬」とは、年子を育てるのは大変なのに、「あんたはえらい」という一部同情を含んだ反応です。「軽蔑」とは、計画性もなく「このすき者」という反応です。年子と聞いて「すごい」と言うと(何もすごくないのですが)、たいてい少し恥ずかしそうにします。


私の知人に、年子はいいのですが、4月生まれと翌3月生まれのため、双子でもないのに「同級生」という悲惨なパターンがありました。


彼は子供の学校を別々にしようかと、真剣に悩んでいました。消費者金融のコマーシャルに「ご利用は計画的に」というのがありましたが、「何事も計画的に」と思いました。