昔、固定相場制のころ1ドルは360円でした。円(まる)が360度なので、360円にしたという説がありますが、よくわかりません。


1ドルが日本円でいくらになるかは、きわめて重要な問題です。個人の努力と関係なく、買い物の値段が変わります。私が初めて海外に行った時、1ドルは294円でした。アンカレッジ経由でロンドンに行った頃でした。一番円が高かった時は、1ドル88円くらいでした。グアムで買い物をしました。単純に三倍以上違います。


今は1ドル122円くらいしています。円が安くなっていますが、ドルも一緒に安くなっているので、ユーロやウォンに対してはかなり安くなっています。韓国から買い物ツアーに来る人が増えています。青森空港の韓国便の、韓国人客は大分増加しています。


円安は日本の金利の低さが原因の一つになっています。輸出産業は儲かってよいのですが、原油や食料品などの輸入産業は大変です。


円安の影響は、我社の仕入れる建材の値段にも上昇圧力として出てきています。