病気(びょうき)とは、気の病(きのやまい)です。


ということで、健康のため四月下旬から六回に分け、中医気功(中国の医療気功)をもとにした気功を習いました。生徒は、北海道から東京、名古屋までの十数人でした。


「気」は目に見えないのですが、血液のように体の経絡(ツボ)を巡っているといわれ、鍼灸治療は「気」の存在なしには成り立ちません。その治療院が存続し続け、気功師などという職業が存在するのは「気」の実在を証明しています。


また、治療のことを「手当て」と言いますが、手を当てることから来ているようです。


かつて太極拳をしていたので、動きや形はすぐに理解できましたが、基本段階での「頭のてっぺんから光が入ってくることをイメージし」「両足から地球のエネルギーを吸い上げることをイメージし」など考えながら行うことは、太極拳にはありませんでした。


さらに「両手で練った気を体の中に押し込む」「気を体のまわりで回す」「集めた気を束ねる」などと感覚的なことをします。


しだいに両手から「気」が出ているように思えてくるのが不思議です。

しばらく練習し、法律に触れない範囲で役立てようと思っています。