続きになります。


平日なので、当然に子供は登校します。本件の場合(よく本件と言っていました)小学生の子供がランドセルを背負って家を出ました。そのとき「査察官」は、ランドセルの中を確認しました。


「そこまでするのか」と思いましたが、預金の通帳や証書、印鑑、貸金庫の鍵を入れることがあると後から聞き納得しました。


テレビで、よく地検の特捜部係官が、ダンボールをもって建物から出てくる場面があります。私も押収した資料などをダンボールに詰めましたが、勝手に持ってくることはできません。目録をつくります。そのためかなり時間がかかりました。


先日建具・木工関係の人と、話す機会がありました。個人のベットや寝室に通帳や鍵を隠すための細工や、部屋の中に秘密の隠し場所をつくるることを頼まれる事がたまにあると言っていました。


プロが本気で隠し場所をつくったら、なかなか見つけるのは困難だと思いました。