シベリアのツンドラの永久凍土から、その肉が食べられるような状態の「冷凍マンモス」も発見されます。愛知万博でも展示されました。調べてみるとなかなか奥が深いのです。
1.マンモスは毛でおおわれているので、「しろくま」のように寒い地域に生息するように思われますが、「ゾウ」と同じで温帯や熱帯でしか生きていけない動物です。寒い地域に棲む動物は、皮膚を守る脂を出すための「皮脂腺」という組織を持っていますが「マンモス」にはありません。
2.マンモスの口や胃から、夏の草花が発見された。(消化されない状態で発見された)夏に冷凍された。
3.瞬間冷凍されないと腐ってしまい、現代までその姿で残ることはない。
4.マンモス一頭を瞬間冷凍するためには、セ氏マイナス100度くらいが必要。
5.解剖の結果死因は、窒息死と思われる。
たまたまと偶然で、穴に落ちたマンモスが、奇跡的に現代までそのまま残ったのではないようです。1.から5.までをクリアする説明が必要になります。