学生時代に観た洋画で一番記憶に残っているのが、バーブラ・ストライサンドとロバート・レッドフォードの「追憶」です。池袋文芸座で観ました。


政治活動が生きがいの彼女(ケイティー)とそれには何の興味も持てない彼(ハベル)の愛と別れの映画です。好きなのに一緒になれない、お互いに少しだけ妥協すればうまくいくのに、それができないといった内容です。


私は映画の内容よりも、「The Way We Were」の主題歌にはまってしまいました。音楽の聴きたい場面で必ず流れました。画像と音楽の調和といった意味でとても好きです。当時、少し似たような心境にあったような気もします。


邦画では、尾道を舞台に亡き姉の幽霊に見守られながら成長する少女をえがいた、大林宣彦監督、石田ひかりさん主演の「ふたり」の主題歌「草の想い(中嶋朋子さん)」が心に残ります。でも、あまりヒットしませんでした。


むつ市に「FMアジュール」というラジオ局があり、「税金の相談室」に出演したときに「草の想い」をリクエストしました。もちろん、ラジオ局にあるわけもなく、私がCDを持参しました。