わが家には二匹のネコがいます。一匹は新聞の「あげます」の広告を見てもらってきました。もう一匹は首輪をつけていたのですが、なぜか知らないうちに居ついてしまいました。居ついた方のネコは「自分は居候」の自覚があるらしく、控えめに生活しています。


私は笑うことの無いネコより犬の方が好きでしたが、長く同居するうちに愛着がでてきました。


しばらくネコを観察しているうちに、よく何も無い方向をじっと見ている事に気づきました。壁であったり、天井のほうであったり、じっと見ていました。この件に関し先生に聞いたところ「ネコは視力はよくないけど、人間に見えない霊とかオーブを見ているんだよ。」とあっさり言われました。


親戚の人が亡くなったあと、その家に、あるノラネコが居つきました。お坊さんがお経を読むときは必ず仏壇のそばに来る不思議なネコです。この件も先生に聞いたところ「亡くなった人が、そのネコの目を通して見ているんだよ。」と、言われました。


動物がその家に居つくのには、なにか理由があるようです。