昼間 見る飲み屋街 細い路地 寂れて見える建物

何でこんなに 切なく懐かしいんだろう


もう~くったくたになって深く息を吐いてるような

薄黒い外壁が、やっと眠りについてる人のよう…。

また夜が来て、この路地に灯がともる…。

さぁ~始めるよって心にも灯を入れて

性根を据え…。笑顔になって…。

「いらっしゃいませ~」と声を張る

ここは「生きる」の真剣勝負を肌で感じる

この場で頑張れれば 明日までは生きられるはず

断腸の思いもあり あっぱれでもある と…。


今年も もう年末・・・。

何処にでも年末は来るが 何処にも同じ年末は来ない

それでも人生は素晴らしいと信じ続けたい

そんな望みは捨ててないから

今の私は、初日の出を未来を照らす光として迎えよう

支えてくれているすべてに・・・。

「ありがとう。ごめんなさい。愛しています。」


皆様にとっても 

素敵な時間が流れますようにと願いを込めて。

*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:

こんな事を書きたくなったのはきっと・・・。

以前、母から聞いていた苦労話で

父は、幼い兄と生後数か月の私を置いて

家を出たのが大晦日だった という事が

何となく引っかかっていたからかもしれません。

私に、記憶はありませんが

その後どんな苦労をして育ててくれたのかは

想像を絶します。

今の母は、長男夫婦と暮らしています

孫も大きくなり…。穏やかな日々の様にみえています…。

「幸せですか?」と訊いたら何と答えてくれるでしょうか…。

母の前では娘の私。

まだ。訊く勇気がありませんが

「幸せです」と言って微笑って欲しい

そう、願ってやみません。