こんにちは。gojo委員会の瀬賀(印刷WEBデザインのエイコーンクリエイト)です。


「田舎娘のパリコレデビュー」
去る11月17日に開催されました、株式会社カネタ建設 代表取締役 猪又直登氏を講師に迎えての講演会で私が一番印象に残ったお話です。

田舎娘をいきなりパリコレの舞台に立たせたらどうなるか?

結果は、余りにも異次元の世界を知って本人は大恥をかいて終わるだろう…しかし、その後も毎日同じように舞台に立たせ続けたらどうなるか?
初めは泣くことしかできなかった彼女も、少しずつ状況を見定めて見よう見まねで口紅を塗ったり、自分にできることを不器用ながらも必死にやり始める…そうしているうちに、それを見かねた周りの人が手助けしてくれる。
数カ月後には、立派にモデルとしての自覚をもち舞台に立っている彼女を想像できる。

もし、彼女に最初にパリコレに行くかどうか聞いたらどうか?きっと、行きたくないわけではないが準備ができていないと言う。その準備はいつできるのか?永遠にできることは無いだろう。

そういった趣旨のお話しでした。


会社員から独立した私にとっては、とても身につまされる内容のお話しでした。これは、男性が良く「結婚する準備が出来ていない、親になる準備ができていない」などという事とも似ているのではないかとも思ってしまいました。


準備など二の次、やるか、やらないかで人生が決まるとすれば、やる以外の近道があるでしょうか?

猪俣社長のお話は興味が尽きる事なく、自身が会社を引き継いだ時の荒んでいた事務所内の状況、それからコンサルを入れようとした契約前夜に起きた逸話、ファン感謝祭であるオレンジフェアを開催し、糸魚川の一大イベントにまで成長させた裏話、従業員との真剣な付き合いなどなど、経営者でなくとも自身の生き方の指針になるような貴重なお話しが続きました。


講演会の後はマンダラアートを使ってのワークショップが行われ、良い会社とは何か?をテーマにグループごとに話し合われました。


給料、環境、仲間、地域貢献…それは立場によって変わるのだと思います。私は従業員としても、自営ではありますが経営者としての立場も持つことができました。
また「良い会社」について他人と自分が同じ考えであるという思い込みがありそうですが、決して同じ感覚では無い事を認識できたのも貴重だと思います。

 



事業を企画した菅原委員長(大川屋製材所)率いる○研委員会の皆様、大変お疲れ様でした。

今回の研修を通して思ったこと。

ほとんどの人が悩みながらも成長していくことを目指している。
失敗にくじけそうになった時も、心を折られて夢をあきらめそうになった夜も、どこかに残っている希望と、そして自分を信じて行動して行けば、それは大きな未来へとつながっている!