孫悟空って言うと ドラゴンボールではどんな敵相手だろうと最後には勝利するってのがお決まりになってるかと思います。


どんな人間にも必ずと言うのは大袈裟かもしれないけど 叶わない相手って居ると思うんです。悟空が叶わない相手は 妻のチチ 友人のブルマ 孫のパンです。3人に共通するのは 怒らせると怖いって特徴です。力関係なら悟空が強いわけだから 3人は怖くない。だが精神面では 悟空よりも強い。


そんな悟空でも唯一勝てない相手が居るんだってのを 強く表現してるのがバトルで破壊神ビルスです。ビルス初登場の映画を上映初日から当時は拝見しましたが あのベジータが最初から恐怖に怯えてる姿を忘れられません。その瞬間頭に過ったのが どんな人間にも怖い存在が居ることを。


ビルスは今まで登場した強いキャラの中では 比較したら破壊されちゃうくらいに別次元のキャラです。心のどこかで 悟空のことだから最後には勝利してるだろうと。その僅かな気持ちを ビルスは期待を裏切ってくれました。


ビルス登場で思ったことは 悟空にも勝てない存在が居る 読者も天狗にならずに毎日向き合って生きてくださいと伝えてるのかなって感じました。