6/28に撮ってみたNGC5982を含むトリプル銀河ですが

今回は届いたばかりの2倍バローレンズを使って撮ってみました。

確かに大きくはなっていますが、解像度や透明感など

バローレンズを使わない方が良い気がします。

比較のためにバロー無しだと

こうですね。

 

空の状態も違うのでなんとも比較しがたいのですが

やっぱりバローレンズを使うと難しくなりますね。

 

300Sで撮ってるんですが、12枚と枚数自体が少なめです。

なので、画像編集はノイズとの戦いになりました。

 

出来れば6分、30枚くらい欲しいところですね。。。

なかなか3時間コースでは撮れませんが・・・

 

一枚だと

かすかに存在がわかる程度・・・

コンポジットすると

だいぶわかりやすくなりますが、この時点でもう少し写っていて欲しいデスね。

 

この天体はなかなか難しく、今後の上達具合を見るための

対象としても良い感じだと思います。

 

この次は自分もこの対象を撮ってみたいと思います。

 

撮影データ

2024/7/1

NGC5981/NGC5982/NGC5985 トリプル銀河
望遠鏡:FRA400(400mm F5.6)

カメラ:Neptune-CⅡ

バローレンズ:フォトン2倍

フルサイズ換算焦点距離:3840mm

赤道儀: Sky-Watcher  EQ5GOTO

300秒 12枚 60分 

Gain 480

フィルター:Q-BP

dark減算あり/flat 無し ダーク5枚

ガイド無し

ステラショット2で撮影→ステライメージ9で加工

トリミング なし

月齢:24.6

7/22の深夜は予想に反して星が見えてます。

星空指数はダメ。

天気予報も曇り~雨。

 

でも、ず~~~と撮影出来てない自分。

これは撮るしかないでしょ!!

 

って事で撮影しました。

 

狙うはIC5146 まゆ星雲です。

 

久しぶりの撮影ですが、そんなに手間取ることもなく

順調に対象を中央に導入できました。

まあ、淡すぎて本当に中央にいるかは微妙ですが・・・

 

オートガイドも開始して、露出時間とGainを合わせて

いざ撮影です!!

 

そして・・・

3~4枚撮った時点でオートガイドに乱れが・・・

空を見てみると、怪しげな雲が迫っています。

しかも風がながれてくる方向には真っ黒な雲が・・・

1枚目の画像に写ってる雲が流れてきたみたいですね。

 

うん。ダメですね。おとなしく諦めましょう。

機材を雨に濡らしたくはないですからね。

 

この後、結局雨は降らなかったんですが

眠りに落ちるまでず~~~っとドン雲りでした。

 

昔、青森には明確な梅雨というモノがありませんでした。

しかし、近年は比較的はっきりと、そして長く

梅雨の影響をまともに受けています。

 

これも地球温暖化の影響なんですかね。

 

とはいえ、明けない梅雨はない!!

来週梅雨明けするみたいなので、おとなしく待つとします。

 

完成したはずのFS60CBのセッティングですが

koheiさんにご指摘いただきましたように

背が高くてバランスがちょっと気になります。

 

バランスウエイトの位置調整でバランスはとれているのですが

精神衛生的に・・・

 

ということで、背を低く、なおかつガッチリ取り付けます。

以前は

こんな感じだったのでだいぶ違いますね。

 

自由雲台を外し、

これをレンズの根元につけました。

これは母がだいぶ前にamazonで買って、使ってなかったものです。

 

タムロンのレンズに着けようとしたみたいですが、うまくいかなかったみたいです。

それが今回、CANONの赤レンズ用として復活しました。

なにが幸いするかわからないものですね。(*^_^*)

 

これで望遠鏡に取り付けた時と同じように

カメラ回転装置と同じ使い方ができます。

 

母がカメラレンズで撮るときに、

「画角の回転が大変。うまくできない・・・」

と言っていたのも改善できるようになりました。

 

自分の精神衛生もこれで解決です!!

 

この夏はぜんぜん撮影出来ていません・・・

日曜日の夜になると曇る・・・

コレが何回も続いていて、なんだかな~って感じです。

 

一方、母はそれなりに撮影出来ています。

そんな母が6/28にトリプル銀河を撮りました。

かなり小さいですが撮れてます。

撮影時間があまりなくなったので、バローレンズ無しだとの事です。

今度撮るときは2倍バローを使うみたいです。(*^_^*)

 

一枚だと

かすかに存在がわかる程度。

コンポジットすると

綺麗に見えてきますね。

 

対象が下の方になってるのは導入補正が上手くいかなかったみたいです。

これは今後の課題と言うことで・・・

 

ちなみに母が画像処理したモノは

こんな感じです。

これは好みの問題なので、どちらが良いというモノでもないんですが

センサーのゴミが写ってるのはどうにかしないとですね。

 

ともあれ試行錯誤を繰り返しながらも頑張ってます。

 

そろそろ夏の派手な対象にチャレンジするんじゃないですかね。

 

そろそろ自分も撮りたいんですがね・・・

 

撮影データ

2024/6/28

NGC5981/NGC5982/NGC5985 トリプル銀河
望遠鏡:FRA400(400mm F5.6)

カメラ:Neptune-CⅡ

フルサイズ換算焦点距離:1920mm

赤道儀: Sky-Watcher  EQ5GOTO

180秒 19枚 57分 

Gain 385

フィルター:Q-BP

dark減算あり/flat 無し ダーク10枚

ガイド無し

ステラショット2で撮影→ステライメージ9で加工

トリミング なし

月齢:22.6

 

 

先日、望遠鏡と赤道義の配線を処理しました。

けっこうスッキリしたのですが、今回はamazonに注文していた

これが届きました。

X5の電源をUSBハブからとるコードです。

USBハブをセルフパワーにしたので使えるようになりました。

 

そして手持ちのダイソーで買ったポーチに配線を入れて・・・

かなりスッキリしました。

 

これでセルフパワーUSBの電源とPCの電源をポータブルバッテリーに。

USBハブからのコードをPCに。

これだけで設置完了です。

 

悩みの種だったコード地獄から、ようやく解放されました。(*^_^*)

 

さらに5mだったリピーターケーブルも15mにかえたので

寒い時期の撮影や、夜露が心配な時などは

PCを室内に持ち込んで操作することもで出来るようになりました。

 

なかなか撮影できない日が続いているので

機材のセットアップばかりがはかどりますね。