全曲紹介動画も上がって、少しばかり全貌が見え始めた「デサバ」。
でもまだまだ全貌は明らかではないので、是非手に取って、歌詞カードを見ながら聴いてもらえたらと思います。
GAK BLOGでも書いてますが、これも昔からあって、
キーを変えたり、サビだけ数パターン転調したり、サビが違うんじゃないか?とサビだけたくさんパターンを作ったり・・・とにかくいろんなことを試しまくって、Keiya氏の喉のこともあって止まっていた曲で、
改めてアルバム発売となり、みんなの耳に届けれるようになった曲です。かなり悩み抜いて、時間をかけていた曲でもあったので、嬉しい。
歌詞は元々仮歌詞をつけていたのですが、その頃とはまた違った思考をしていたので、アルバム発売を機に書き下ろしました。
内容としてはPurpleStoneとしては珍しく、比喩を伴わない社会風刺かつ情報過多すぎる今を生きる仲間たちへの提案、といったところでしょうか。社会風刺というか、今当たり前になってきてることへの疑問、といったところでしょうけど。
情報がとにかく溢れすぎていて、80年前に生きていた人たちよりIQが高くなってしまってる、という論文もあるように、タップリとものを考えてしまう時代で、
なんでも発信できてしまって溢れてしまうから、見え方や見せ方が大事だったり、それについていかなきゃいけない風潮もあり、
自己承認欲求がバンバン飛び交う時代になって、でもそれは誰かの模倣であったりするわけですけども、
そうであるから、やはり日の目を見なくて、しかも簡単に消費されて、自己顕示欲、自己承認欲求が満たせずやきもきしてる人がたんまりいる世の中。
それに気付いて超ニヒリズムな方も増えたりしてて。
それに対する提案というか、一緒に生きましょう?ってとこで、
大事なものってきっとそこじゃないと思うし、きっと人間というものはそういうことをするために生まれてきたわけでもない。人に巻き込まれて他人の人生を歩むとかも違う、楽ではあるのだけど。
資本主義が生み出したマーケティングに翻弄されず、自分が決めた自分の人生を、仲間と一緒に生きていきたいですよね・・・などという個人的な見解を綴りました。
僕たちは、応援してくれるみんなを仲間だと思ってるし、
仲間がいれば大抵のことなんて怖くないと思ってます。
それがたとえ一人であっても精神的に大きな力になるし、多勢になれば物理的に大きな力になる。物理的に大きな力になれば、音楽活動以外でも、たくさんのことが可能になる。今は何かあった時、個人的に寄付とか手伝いくらいの貢献しか出来てないですけど、人や社会に大きな貢献も出来るかも知れない。大きくなれば楽曲が広がって、誰かの背中を音楽で押せるかも知れない、元気に出来るかも知れない。
とか。そんなことを色々思っていて、改めて頑張りたいなぁ、と思いながら、部分部分をツラツラとストレートな感じで綴りました。
ライブでもきっと楽しめる曲です。GAKが、みんながライブで楽しんでる想像をしてがっつりアレンジしてくれてるのでパンチも効いてます。
アルバムを手に入れた暁には、しっかり聴き込んで、ライブで思いっきり弾けてもらえたらと思います。