『個別支援計画』というのが存在しまして、その方にどういう支援が必要とされるのか、私たちはどういう支援をしていくのか、その結果はどうだったのか、というのを検討し続けているのです。んで書類に起こし、その上で更に議論し、修正して…のエンドレス。私の技量ではキレイに終わるワケもなく。
遊び場やら運送屋やらではしてこなかった業務であり、すんごい多角的にその人(出来事)を見つめるということを学んでおります。多くの場合、職務の怠慢的な部分で『ゴメンナサイ』し続けてますけども。謝るのも慣れた!
大学の卒論執筆中に似た脳みその酷使具合。取り出してモミモミしたいわー。
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今宵はこのトピックを取り上げます。
『小学校 外遊び義務です 都教委方針、毎日60分』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013022202000125.html
(東京新聞HPから転載)
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簡単にまとめますと、
・東京都内の公立小学校
・休み時間や放課後などに実施
・先生が主導
・すでに一部学校では実施されている
・2013年度から段階的に
…といったところでしょうか。
掲載されている記事から読み解いてみると、何でも子ども達の体力増強が目的っぽい。確かに昨年発表された体力テストの結果をみると、全国平均との差異というのもみられましたね。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2012/11/60mb8100.htm
(東京都HPから転載)
平成24年度発表の調査結果によると、反復横跳び・持久走(シャトルラン)・立ち幅跳び・ボール投げの4つの項目で、全国平均値よりも低いという結果となっているようです。
特にボール投げは極端に低いとのこと、だそうです。
これらの課題を克服すべく、『外遊び』という部分に白羽の矢が立った、ということなんでしょうね。ふむふむ。
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こういう新しい取り組みには賛否両論あるのが世の常。私なりに賛否両方の視点から考えてみたいと思います。
【良いんじゃない?】
●『遊び』という部分で取り組もうとしていること
…授業プログラムの一環とか教育的なものとして捉えられていない部分
●『遊び』という存在が認められていること
…暗に遊びが大切、って言ってる気がします。
【う~ん…】
●『義務』って何よ?
…『遊ぶ』ことを『義務』とするのは、やっぱオカシイ!
●『先生主導』
…記事中にもありますが、先生の負担が大きくなる気がします。むらじと同世代の先生だと、確かに外遊びの旨味を知らない人も多いよね。
ま、これ以外にもたくさんあるんですけども、まとめるとこのぐらいかしらね。
プレーリーダーという立場からこのトピックを考えると、最も気になるのは『先生』のこと。
記事の最後にあるように、先生の技量ってのが求められそうですよね。学校で行う取り組みとして、まず先生がその場に置かれるのは当たり前かと。これ、先生は大変だぞー。
というのもですね。
ギリギリ教育学部出身のむらじですが、大学の授業で『遊び』なんてキーワードを聞いたことないぞ?教員免許必須ではなく免許取得不要の課程でしたが、それでも遊ぶって言葉は聞いてない。授業構成や生徒指導っていう側面から語られる時間や機会でギュウギュウでした。
今思えば、『遊び』とか言ってる場合じゃなかったんだろうね。
実際、学校現場は、『授業』をどうするかの方に重きが置かれているだろうし、庶務の時間が凄まじく多い。そこに新たな取り組みが加えられたとき、大変だろうなぁ。
そして、この取り組みで提唱される『遊び』とは何か。
『伝承遊び』『スポーツ』が例として挙げられています。遊びのひとつとして間違いないと思いますし、大切な要素です。
でもこれが遊びの全て、として捉えられたくないし、子ども達にはもっと広く色んなことが『遊び』なんだよ、と伝えて欲しいです。
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現時点、概要しか見ることが出来ていないので具体的にどうなのかは分からないんで、踏み込み過ぎるとオカシなことになってしまいますので、まずはこの辺かしらね。
詳細が発表されたらじっくりと読み解きたいし、現職の先生にもぜひぜひ話を聞いてみたいですね。
何が言いたいかっていうと、
遊ぼうぜ!!!
っていう一言です。
明日、杉並冒険遊び場のびっぱひろっぱ・柏の宮の開催日ですよー♪






