昨日は成人の日、過去最低の122万人がめでたき日を迎えたという報道でした。
出来れば、沢山の新成人が成人の日を迎えることの出来る未来に発展し続ける日本の世の中であることを願います。私たちが年寄りになる時に沢山の生産人口がいなければ、安心して老後を迎えられません。
丁度私世代は、第二次ベビーブームのなかですので、きっと来る私たち世代のの後期高齢者の頃には、本当に社会保障が国の運営では賄いきれない可能性も否めません。そうなると、自分の老後は自分で賄わねばならぬのでしょうか。。
今から気を使うのであれば、健康でいることでしょうね。早く亡くなってしまえば、今の年齢であれば、遺族年金も出ませんし、もし、中途半端に不健康ならば、今の仕事も十分に出来ませんし、家族のおんぶになるしかないわけですから、、
はい、精進いたします。
今年の第二の目標は「健康」です。(すでに生活習慣病は持っていますし、持病もございますが、、今よりも健康になりたいと思います)
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
では、大きく話は変わりまして、自分の人生は自分で切り拓く、という、、つまり責任とは自分が源であるという気持ち。「自分が創り出している」という意識と行動による私の仕事です。
お客様が望んでいるものを全力全霊を傾けて、作り出すという気持ちの入った治療内容です。
症例は、以前にシリコンプロテーゼ、鼻尖修整治療をお受けになったことのあるお客様です。
お客様はとても物静かな方でして、細かい希望ではありませんでしたが、技術的には高度なご希望内容でした。
早速、症例を見ていきましょう!!
治療前です。
鼻背は細すぎるイメージを払拭するわけですが、鼻先は細くして、鼻柱を下向きに伸ばし、鼻翼幅を狭めるのと鼻翼基部を上方に引き上げるというものです。
言葉では簡単ですが、鼻翼幅を狭めるのは意外と難しいんですよ。いわゆる世間で言うところの鼻翼縮小って鼻翼基部(小鼻の付け根)がほうれい線のところにくっ付いていますが、格好悪くありませんか?つまり、にんにく鼻とでもいう位の不自然に小鼻が生えているというイメージです。
リッツ美容外科の広比先生からよくその話をされたのですが、小鼻の外側の切る場所を間違っている外科医が多いだの、切れば切るほど、小鼻は広がるだの、つまりは高度な分野なのです。
鼻翼基部を上方に引き上げるということは、とても難しいご要望なのですが、一般の方にはその苦労が分かっていただけないことが多いのが現実です。しかし、外側に小鼻が広がらずに上方に鼻翼基部を引き上げる、、その仕事の内容は「匠」の技術つまり高等技術なんですが、、、
治療後1週間ほどです。
ぱっと見た変化は、鼻すじが通るという眉間から鼻先へのイメージの改善でしょうが、今回の匠技術(言い過ぎかも知れません)は鼻先です。
鼻柱、左右鼻翼軟骨の内側脚の間に挟み、鼻中隔軟骨につなげ、さらに鼻翼軟骨の外側脚の上方はトリミングして、少し鼻翼全体が被さるように変えています。
治療前です。
斜めからであれば、さらにその変化をご理解いただけることと思います。
鼻翼基部を上方に引き上げ、鼻翼外側を広がらないように工夫したということ、、です。
治療後1週間くらいです。
鼻先が上口唇に近づき、鼻翼基部は鼻柱よりも上方に位置した、、イメージの通りになりました。
細かいことなので、理解しにくいですが、悩みのある方にはその変化に理解が得られるはずの治療内容です。
治療前の横向きです。
治療後1週間です。
私は鼻翼形成手術の際は、抜糸する方法を取っていますので、抜糸した部位が赤みを帯びていますが、時間経過で良くなります。埋没縫合で密に皮下組織をきっちり縫い合わせ過ぎると、傷痕が不自然になりやすいものですから、外縫いで真皮をしっかり合わせる様にしています。
変化は治療前後で見比べていただければ、簡単にご理解いただけることと思います。
ただ、この変化は①鼻翼軟骨の形成、トリミングつまり上鼻軟骨との解離、②耳の軟骨移植による鼻中隔延長、③鼻翼形成、ただの縮小でなく鼻翼が広がらず、鼻翼基部を上方に引き上げる方法、、それぞれを組み合わせて行なっています。決して、プロテーゼのみでこのような形を作ることはよろしくない旨はご理解いただきたいと思います。
症例モデルをお引き受けいただきまして、誠に有難うございました。