こんばんは。
本日、「シアワセでなくちゃいけないリユウ  カワイクなくちゃいけないリユウ」が全公演無事に終了いたしました。
今回のグレッグは本当に楽しくて、稽古中も笑っちゃうような、不可思議な所ばかりでした。
この四人、そしてスタッフさん達とまた集まれた事をとても幸せに思います。
世界初、違う作品を同時上演。しかも期間限定ではなく交互に行う。こんなに大変だったことはないです。慣れるまでにとにかく時間がかかりました。たった四人で芝居するだけでも大変なのにそれを約四時間以上、かつ感情が全く違うものをやる。この大変さったらなかったです。
けど手に入れた事もたくさんありました。自分の中の宝物として、そっとしまっておきます。
本当に世界初の試みだったと思います。挑戦的な作品でした。
今は全てが終わってホッとするわけでもなく、明日また公演があるんじゃないだろうか?と思えるくらい。
不思議と寂しいとか楽になった。とかはなく、なんだかニュートラルです。まだやりたいと身体が言っているからかもしれません。
本がとにかく面白くてこういう作品やりたかった!!と心から思える芝居でした。
男だったらわかるかな?というような感情の変化だったりステッフとカーリーに挟まれた時ああなっちゃうグレッグはとても可笑しいけれど、もし自分がああなったら…って考えると…。昨日の打ち上げでこの話しになったのですが、そういう場合あなたならどうする??
色々な意見が出て来てディベート状態になりました。それだけこの作品を観てくれているということが伝わりました。本当にこれは嬉しいかぎり。

グレッグは本当に苦しくて、悩んで悩んで。けどそこが可笑しくて。悩めば悩むほど可笑しいってのは。なんなんだろうね。これ。
面白い、笑っちゃうってのには多少の悲しさがあるからかもしれない。
しかも観てる側は見事にグレッグが滑っていくからこれが可笑しくてたまらない。と思うのか、もしくは腹が立つのか。
アフタートークでグレッグとケントだったらどっちが良いですか?というお客様の反応を伺った事がありました。
結果はどっちも「う~ん。」でした。笑
そう。この四人は観ているのはすごく楽しいがいざ自分と!となるとその反応が一番正しい事になります。身近にいたら…最悪。笑

これが面白いの本質かもしれない。
今回は笑いの教科書を読んでるみたいでとにかく楽しかった。随所に仕掛けがあってことごとくハマっていく。世界共通な笑いなのかな。
嬉しかったのは役者の仕事をしている方がとにかく楽しかったと言ってくださった事。同じ職業の人に認められるって本当に嬉しいことです。勇気をもらったし、また頑張ろうとも思いました。

シアワセでなくちゃいけないリユウ
カワイクなくちゃいけないリユウ
この二つは今年最初の舞台としてとにかく幸運でした。勉強になった。そして、楽しかった。シアワセとはこの財産なのかもしれません。
そしてチームカワイクのキャストスタッフがもう一度集まって楽しい芝居ができた!これが一番ですかね。
それとあとお客様。
いつも背中を押してもらっています。感謝です。やはり深作さんの言ったとおりお客様が加わって初めて芝居は完成するという言葉が頭をよぎります。
ご来場いただきましたお客様、誠にありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみにしております。



またグレッグに会える日まで。





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