6月10日、AIガバナンス協会(AIGA)の特別企画「官民で語る日本が目指すべきAIガバナンスの絵姿」が開催され、その中で、AIGAの大柴行人理事(Robust Intelligence社 共同創業者)と対談をさせていただきました。

 私からは、AI戦略チーム長として、AI戦略会議における議論や、法制度の要否も含めたガバナンスの枠組みに係る検討状況、G7広島AIプロセスにおいて日本政府が重視してきた考え方などを紹介させていただきました。

 また、AI利活用を前向きに進めるためには、「AIの活用により利便性が向上した、社会課題が解決できた」という実感を社会全体で高めていく必要があり、そうした事例をAIGAを中心とする民間企業が積み重ね、発信していくことの重要性等について議論させていただきました。

 引き続き、AIGAのような民間団体や企業ともしっかりとコミュニケーションをとりながら、我が国AI戦略の検討、実行を進めていきます。

 ちなみに、大柴さんは、私より15個年下で、日本の高校からいきなりハーバード大学に進学し、現在はAI関連企業を立ち上げて大活躍している若者ですが、生まれ育ちは私と同じ浦和で、お互いの実家は徒歩5分以内の近所であることが分かりました。親近感を感じてしまいました。浦和発のグローバル人材として頑張って頂きたいです!

 なお、イベントの概要は、こちらをご覧ください。