サー・アーサー・スタンレー・エディントン(Sir Arthur Stanley Eddington、1882年12月28日 - 1944年11月22日)



アインシュタイン一般相対性理論を英語圏に紹介した人物!
イギリスの天文学者。20世紀前半における最も重要な天体物理学者の一人である。コンパクトな天体に降着する物質から放射される光度の上限を与えるエディントン限界の導出は彼の代表的な業績の一つである。
*主な受賞歴
スミス賞(1907年)
ブルース・メダル(1924年)
ヘンリー・ドレイパー・メダル(1924年)
王立天文学会ゴールドメダル(1924年)
ロイヤル・メダル(1928年)

エディントンは相対性理論に関する業績で特に知られている。彼は Report on the relativity theory of gravitation(『重力の相対性理論に関するレポート』)という論文を書き、1915年から1916年にかけて発表されたアルベルト・アインシュタインの一般相対性理論を英語圏に紹介した。当時は第一次世界大戦のためにドイツの科学界でなされた新たな発展がイギリスであまり知られていなかった。
1924年に彼は太平洋天文学会のブルース・メダル、全米科学アカデミーのヘンリー・ドレイパー・メダル、英国王立天文学会の王立天文学会ゴールドメダルを受賞している。また1928年には王立協会ロイヤルメダルも受賞している。1930年にはナイトに叙せられ、1938年にメリット勲章の叙勲を受けた。

1919年日蝕の時アフリカで、観測した結果、太陽の近くを通過する星の光が、太陽の重力の影響で、
角度にして約1.61〜1.95秒の範囲で曲がっている事を発見した。(1秒は1度の1/3600である。)
解釈できることは、ただ一つ、
『空間が曲がっている』と。

エディントンが撮影した1919年の皆既日食の写真。位置測定に用いた恒星が2本の線でマークされている

戦後、エディントンはアフリカのプリンシペ島に遠征して1919年5月29日の日食を観測した。この日食の間、彼は太陽の近くに見える恒星の写真を撮影した。一般相対性理論によれば、遠くの恒星から観測者に達する光線が太陽の近くを通る場合、太陽の重力場によって光線が曲げられるため、本来の位置からわずかにずれて見えるはずである。しかし、日中の地球上からの観測では太陽の光による空の明るさで恒星の光は紛れてしまうため、この現象を捉えるには皆既日食の時に観測する必要があった。また、特殊相対性理論に基づく光子の質量にニュートン力学の重力場での効果を考慮した際のずれの予測値は一般相対論での値の半分になるため、定量的な測定も必要とされた。
エディントンの観測結果は一般相対性理論の予測を裏付けるものであった。この結果は当時、一般相対論がニュートン力学のモデルよりも正しいことを結論付ける証拠として歓迎された。このニュースは世界中の新聞に大きく取り上げられた。同時にこれは、「相対論を理解しているのは世界中で3人しかいない」という都市伝説の元となった。この話を記者から聞いたエディントンが冗談交じりに「はて、3人目は(アインシュタインと自分以外の)誰だろう?」と答えた、というエピソードは有名である。



エディントンが撮影した1919年の皆既日食の写真。位置測定に用いた恒星が2本の線でマークされている



【参考】

相対性理論 ヨビノリ


https://youtu.be/voFHToRM4xI


https://youtu.be/voFHToRM4xI

光速は慣性系で一定


 力を受けていない場合、慣性の法則が成り立つ空間であるので、力を受けていない系を 慣性系と言います。ただし、実際には私たちのいる地上では、重力がいつも働いてるわけ です。しかし、今しばらくは重力がない状態を考えてみましょう。