というわけでタイトルにある通り、「推しが武道館いってくれたら死ぬ」#推し武道を単行本の既刊10巻読んだのであれこれ。
思いっきり単行本のネタバレ書くけど勘弁してつかーさい←


推しが武道館いってくれたら死ぬ

著:平尾アウリ先生
出版社:徳間書店

 

題材はアイドル×アイドルオタク
地下アイドル「ChamJam」に所属する1人、人気最下位メンバーの市井舞菜と、舞菜の熱狂的トップオタであるえりの2人を中心に話が進んで行く。
アイドル、推し、人気投票、引退etcといったように、現実で見聞きするワードがたくさん出てきたし、CDに握手券ついてて買い占めるみたいなやつも何度もネットで見てきたやつ。

そして9巻と10巻で描かれるグループのセンターを務める五十嵐れなの卒業と、そのトップオタの心情の描かれ方。
今まで積み上げられてきた話があったからこそ、この卒業はなんかくるものがあったねえ。
推しとの数秒、数十秒、1~2分のために毎日を生きてるそのモチベーションは、間違いなくワイにはないからこの点に関してはずっと昔から尊敬している。
全国どこにでも行くし情報キャッチも早い。

正直な話ワイ君は2次元ばかり見ていて現実のアイドルグループに興味関心を抱いたことがほぼないので、CDに握手券をつける販売方法とかもどっちかというと怖い(´・ω・`)と思う側だったんだが、やっぱり現実のアイドルと直にコミュニケーションを取れる、応援や想いを伝えられるという場ってそれだけ貴重な事ではあるというのもよく分かる。
なぜなら、こっちではそれが億が一にもあり得ないわけで。
役をやってる声優さんとコミュニケーションを取れる場があったとしても、キャラクターに話しかけることは絶対にできないわけだからな。
あとなにせ2次元のコンテンツは、新作が世に作品が出なくなっても作品が終わるわけではなく、キャラクターの卒業もないからね。

そんな続きがめっちゃ気になる本作だが、次巻はまだ遠い未来の話だと思われるので、首を伸ばしまくって待ちたいと思います。
とあるところからグループ2位の人気を得た市井舞菜と、れなから指名された松山空音のダブルセンターが中心となる6人になった新生ChamJamの話を、そして武道館までの物語を、今後も楽しみたいと思う。

あと単純に舞菜とえりの絡みも見てて面白いしほほえまなので、こっちも進展しちゃっていいんですよ。
多分センターって決まったのを見て卒倒する所から始まると思うし←
11巻、すでに気になる要素しかない。