回帰線 | 村岸カンナオフィシャルブログ「カンナオフィシャルブログ」Powered by Ameba

回帰線


みなさん、こんにちわ。
いかがお過ごしですか?


先日発生したニュージーランド地震。

クライストチャーチにいる大好きな友人の安否がわからず

連絡が取れず

崩壊した語学学校の映像をニュースで見る度

本当に胸が締め付けられるような思いがしました。

しかし今週水曜日


街は悲惨な状況だけれどわたしはなんとか無事です!とメールの返信が。

一通のメールの重みをこんなに感じたことはありません。


これまで届くことが当たり前に思えていたメール。


差出人の名前を見て

一瞬心臓が止まりそうでした。

読んで涙が出ました。



地震

本当に恐ろしいです。

一瞬で何もかも奪ってしまいます。


いまだに安否のわからない方が多数いらっしゃいます。

微力ながら

一人でも多くの不明者の救出と

穏やかで美しい街の

1日も早い復興を祈りたいと思います。



そんな今日のブログに載せる歌詞を考えていましたが

どれも脈絡がなく…

ここ2回のライブで歌った『回帰線』の歌詞を載せてみます。

何年も前に

自分の原点を思って書いた歌です。


みなさん

良い週末をお過ごしくださいませ。



『回帰線』


午前7時の東京駅
足早に通り過ぎる人々
慌ただしく過ぎた5年の月日
懐かしい顔を思い出す

北へと向かう新幹線
抜けては入るトンネルが
故郷へといざなう

青さ薄れた空の下
見上げず夢中で息をして
気付けば今日がまた終わる
あの頃はしゃいだ波は今もさやかに寄せては返すだろう


穏やかな時と潮のかおり
ひっそりたたずむ変わらぬ店
溢れる情報に惑わされていた
いつしか忘れた静けさ取り戻す


無理はするなよと
誰よりもあたたかく響いた声
この胸にしみてくる

青さ薄れた空の下
見上げず夢中で息をして
一人眠る夜が来ることに慣れてしまってた
すれ違う人の波に戸惑いながら生きてる


そよぐ風 八幡坂
生い茂る緑
入船港
変わらずに青い海岸線
はじまりはすべて
ここから


Kanna