アップライトピアノ

みなさん、こんにちわ。
いかがお過ごしですか？


昨日は

「ぼくのエリ　200歳の少女」
というスウェーデン映画の初日に行ってきました。

前日レコーディングが終わって帰ったのが夜中の3時頃だったか

でもこの映画をどうしても初回で見たくて

気合いで頑張りました。


感想はただただ素晴らしくて

今この瞬間も思い出すだけで胸が苦しくなります。

12歳の孤独な少年と

12歳の姿をしたヴァンパイアの少女の話。

予告で見た時から

必ず初日に行こうと思ったという

ここ最近では珍しいくらい


ビビビビビっと


感じたものでした。


泣けることを売りにするような
薄っぺらい映画ではなくて


もっともっとずっと

心に何かとてつもなく突き刺さるものがある


そんな映画で


わたしは早い段階からもうハンカチ必至な状況で

後半は嗚咽に近いものを必死に押さえる

そんなでした。

わたしにとってはそれくらいのものでした。


あんまり美しくて

あんまり哀しくて

わたしは2時間無駄なシーンひとつないこの映画を思い出しては

見に行って良かった

とひたすらひたすら感じています。


雪というものが

恐ろしく綺麗なことも

もう一回思い出させてくれました。



さて

そして今日もレコーディングスタジオです。

今日やる曲は

いつもならスタインウェイのグランドピアノで録るところを

あえて

カワイのアップライトピアノで録ってみます。


テーマはノスタルジアってところでしょうか。


子供の頃に聞いたピアノの音色

古い木造校舎の音楽室で聞いたピアノの音色


そのあたりを完璧に調律してないアップライトピアノで再現できないかと。


ゴージャスでダイナミックなピアノも素晴らしいですが


どこか懐かしい音色も

わたしは大好きです。

どうなるか

楽しみ楽しみ。

みなさん

素敵な１日を

お過ごしください。
Kanna