Departures

みなさん、こんにちわ。

いかがお過ごしですか？


映画「おくりびと」がアカデミー外国語映画賞を受賞したそうですね。

わたしは14歳の頃から毎年アカデミー賞授賞式が年に1度の楽しみで

今だから言える話

学校もアルバイトも休んでまで見るのがあたりまえでした。

ここ何年かはさすがにそうもいかず

それでも録画だけはお願いしています。

「おくりびと」

作品をまだ見れてないのが残念ですが

あのステージに

しかも外国語映画賞という

歴代名作揃いの賞で

日本が受賞したなんて

速報を見ただけでウルウルきてしまいました。


授賞式の見どころはいくつかありますが

映画という大勢の人間が関わるもの

キャストもスタッフも

その日だけは同じ気持ちで正装で

仲間の受賞を心から望み、受賞の喜びをわかちあっている

そのチームとしての一体感に

ものづくりにかける情熱を感じて

こちらまで感動してしまいます。

そしてスピーチで泣かされること泣かされること。

自分の生い立ち

想い

限られた時間の中で何を伝えたいか

いつも思うのは

一人一人の言葉の強さと独創性

オバマ大統領のスピーチが注目されてるように

言葉の選び方のセンスと力

それを役者もスタッフも感じさせてくれます。

ただ、何より心底感じている本当の言葉だから胸を打つんでしょう。


パフォーマンス力というのが

表現者にかかせない大切なことだなって授賞式を見ていつも思うのです。

作詞をするものとして
歌うものとして

学ぶべきものが世の中にはたくさんあります。


今週レコーディング予定の新曲

できたのは1年以上前なんですが

タイトルが「Departures」

そう！

「おくりびと」の外国で公開する際のタイトルと一緒なんです。

一人勝手に縁を感じて
嬉しくなっていた今日この頃でした。

みなさん

素敵な一日をお過ごしください

kanna