映画は映画館で見たい! | 村岸カンナオフィシャルブログ「カンナオフィシャルブログ」Powered by Ameba

映画は映画館で見たい!



みなさん、こんばんわ。

いかがお過ごしですか?





わたしは普段元気がなくなると無性に映画館に行きたくなります。





と言っても、元気なときも行きますが。





映画館で映画を見る。





そのことが、今日を充実して生きている感覚にさせてくれます。





自分の好きな場所だからでしょうか。





空き時間を見つけては、今すぐ見れる映画はないかなと外出先で調べますが、なんだか最近は見たいと思う映画が少ないです。






と言うよりも、どこの映画館も同じ映画やりすぎ!しつこすぎ!




こんなんじゃ、日本の映画産業は発展していかないです。。。





動員が見込めない映画を上映するほど、世の中の映画館に余裕がないということもあるのでしょう。




だとすれば、独自の視点で、良質な映画を贈り続ける映画館をなんとか応援したいですね。







コーラスラインのドキュメンタリーを見に行きたくて仕方ないのですが、渋谷でしかやってません。




渋谷では見たくありません。わがままなわたしです。




見終わった後の渋谷駅までの道のりで余韻も何も吹っ飛ぶのが嫌です。




だから渋谷で映画を見るときは、結構がんばれるエネルギーがあるときに限ります。





でも渋谷はいい映画館が多いですね。






今シネマライズで上映中の河瀬直美さん監督作品も見たいです。





その昔、わたしが中学生だったとき、地元函館のシネマアイリスという映画館によく通っていました。





小さな映画館ですが、市民の出資を募ってオープンしたミニシアターです。現在ももちろん函館市民に愛されています。




ちょうどその頃、わたしが小さい頃からよく通った映画館が軒並み閉館していましたので、アイリスのオープンにより、また良質な映画を見れる場所が函館にできたことは大きかったように思います。






そして、河瀬直美さんのカンヌでの新人賞受賞作「萌の朱雀」を見たのもアイリスでした。





アイリスで映画を見た後は、ゆっくりと自転車で家まで帰ります。当時はMDウォークマンを聞きながら。風が心地よかったのを覚えています。




冬になり雪が降ると自転車では行けなくなるので、映画を見行くにも少し気合いが必要でした。雪国の人はみんなそうですねきっと。





わたしが地元にいた頃、「函館山ロープウェイ映画祭」と言う名称だった映画祭が、名称を変えて今でも毎年開かれているそうです。






そこで昔見た、篠原哲雄監督の






「洗濯機は俺にまかせろ」






という映画が、今でも忘れられません。






そう思うと、函館は小さな街ですが、市民の努力によって素敵なものに触れる機会がたくさんある街のように思います。しみじみ。





あ、もちろん東京も好きですよ。大好きです。刺激的で。パワフルで。





たまにそのエネルギーに飲み込まれそうになりますが、そんな時に映画や音楽が救ってくれます。






そのひとつにわたしの音楽もなりたいなと思います。




そんなことを思いながら、曲作りに励みまーす。



最後に、最近お気に入りのCDの写真を。






誕生日プレゼントにもらったもので、ポルトガルのファド(ポルトガルの民族歌謡と呼ばれる音楽)の国民的歌手、アマリア・ロドリゲスの3枚組CDでございます。


かなり良いです。


どんなときにいいかというと、どんなときでもいいです。


おすすめです。



それではみなさん、素敵な夜をお過ごしくださいラブラブ



kanna