昨日、彼女との同棲生活最後の日。


最後だから、僕が作ったご飯を一緒に食べて欲しいと伝え、同棲生活最後の食事をした。


寂しい気持ちでいっぱいで、彼女の顔をうまく見れなかった。


涙が出てしまいそうだった。


でも泣いちゃいけないと我慢した。


結局テレビを見ながら、最後の食事はあっけなく終わってしまった。


でも、彼女が手料理を一緒に食べてくれたというだけですごく満足だった。


たわいもないテレビを見て二人で笑った。


まるで、別れているなんて嘘のように。明日から別々の生活が始まるなんて嘘のように。


夜は、一緒に寝た。彼女は引越しと仕事で疲れているのか、すぐに眠りについた。


僕は、彼女が横にいる事に、幸福感と感謝の気持ちで胸がいっぱいだった。


朝、布団の中で、二人でゴロゴロとしていた。


それもすごく幸せだった。そして、布団を出ることが怖かった。


このまま時間が止まればいいのにっと・・・・


しかし、時間は過ぎ、二人で布団を出た。


引越しの作業を少し手伝いながら、涙がでないように我慢していた。


そして、仕事に行く時間が訪れた。


彼女は作業を進めながら、いってらっしゃい!と言ってくれた。


また、帰ってきたら彼女がいるような気になった。


エレベータが自分のフロアに到着する間、会社を休んで手伝おうかと考えた。


最後のお見送りが出来ないのが辛かったから。。。


でも、いかなきゃと思い、エレベーターで下り、駅へ向かった。


駅から、自宅が見える距離だから、彼女が見送ってくれてないかと期待したが、作業に追われていた彼女にそんな余裕はなかった。


電車がなかなか到着せず、ずっと部屋の方を見つめてた。


このまま、家に戻ってしまおうかと思った。


そんな中電車が到着し、僕は電車に乗った。


そして、仕事中もそろそろ終わる。


彼女のいない家に帰る時間だ。


帰りたくない。


彼女がいないことを実感したくない。


認めたくない。


彼女との思い出に浸りながら、自分をごまかしていた最後の砦が、崩れ落ちるだろう・・・・



明日、彼女が出て行きます。




同棲生活13ヶ月。




思い返せばあっという間。




でも、そこには二人で過ごしたたくさんの思い出。




お互いの職業的な問題で、休みが合うことなんてほとんどなかった。




休日に遊んだことなんて、数える程度しかなかっただろう。。。




13ヶ月の半分は、溝ができた状態だったけど、、、




すごく幸せだったなぁ。




僕の全ては彼女でした。




そういうのもいけなかったんだろうなぁ。




彼女との思い出しかつまってないと言っても過言ではない我が家。




一人では維持できないため、僕も引越し。




本当は、出て行きたくない。




上京してきている僕にとって、




唯一の帰る場所。




唯一、温度のある場所。




唯一、安らげる場所。




そう思える家だった。




明日からは、一人。




来月からは、別の家。




生活感のない家。




なじみのない部屋。




冷たく孤独を実感する場所。




言葉に表せないような思いがずっと体の中を巡ってる。




・・・・・


先月、彼女にふられて、来週彼女が家を出ます。


優しい彼女は、ボクを心配してくれています。


彼女にもう一度好きになってもらいたいと、思い続けていた僕は、彼女に負担をかけていました。


これからも負担をかけないようにこの気持ちは、殺してしまいます。


彼女への思いを小さな箱に入れて、鍵をかけて、その箱を剣でつらぬく。


つらぬくと、心の血が、目から涙として溢れ出る。


もう、今までのボクは死にました。


体も壊してしまえたらいいのに。


窓の外に広がる闇。


その窓の外の闇に飛び出して、闇に溶けてしまう事が出来たらいいのに。


そう思って、窓の外に飛び出そうとしても、飛び出せない自分。


結局その程度なのだ。


惨めに生きるしかできない、醜く汚く弱い自分。


消えてなくなればいいのに