昨日、彼女との同棲生活最後の日。
最後だから、僕が作ったご飯を一緒に食べて欲しいと伝え、同棲生活最後の食事をした。
寂しい気持ちでいっぱいで、彼女の顔をうまく見れなかった。
涙が出てしまいそうだった。
でも泣いちゃいけないと我慢した。
結局テレビを見ながら、最後の食事はあっけなく終わってしまった。
でも、彼女が手料理を一緒に食べてくれたというだけですごく満足だった。
たわいもないテレビを見て二人で笑った。
まるで、別れているなんて嘘のように。明日から別々の生活が始まるなんて嘘のように。
夜は、一緒に寝た。彼女は引越しと仕事で疲れているのか、すぐに眠りについた。
僕は、彼女が横にいる事に、幸福感と感謝の気持ちで胸がいっぱいだった。
朝、布団の中で、二人でゴロゴロとしていた。
それもすごく幸せだった。そして、布団を出ることが怖かった。
このまま時間が止まればいいのにっと・・・・
しかし、時間は過ぎ、二人で布団を出た。
引越しの作業を少し手伝いながら、涙がでないように我慢していた。
そして、仕事に行く時間が訪れた。
彼女は作業を進めながら、いってらっしゃい!と言ってくれた。
また、帰ってきたら彼女がいるような気になった。
エレベータが自分のフロアに到着する間、会社を休んで手伝おうかと考えた。
最後のお見送りが出来ないのが辛かったから。。。
でも、いかなきゃと思い、エレベーターで下り、駅へ向かった。
駅から、自宅が見える距離だから、彼女が見送ってくれてないかと期待したが、作業に追われていた彼女にそんな余裕はなかった。
電車がなかなか到着せず、ずっと部屋の方を見つめてた。
このまま、家に戻ってしまおうかと思った。
そんな中電車が到着し、僕は電車に乗った。
そして、仕事中もそろそろ終わる。
彼女のいない家に帰る時間だ。
帰りたくない。
彼女がいないことを実感したくない。
認めたくない。
彼女との思い出に浸りながら、自分をごまかしていた最後の砦が、崩れ落ちるだろう・・・・