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村人Aの司法書士受験記録

とある村人が司法書士試験に挑戦するさまを記録しております。

今年の5月から本試験までバイトをしていなかったので、

本試験が終わってすぐバイトを探し始めました。


村人であるが故、勤務地はある程度制限されますが、

「まあすぐ決まるっしょ」 

などと高を括っておりました。



一発目に受けたのは某ホームセンター。

面接をしてくださった店長はとても気さくな方で、私が司法書士試験に挑戦しており長期の勤務は難しいかもしれないと口を滑らせてしまっても、出来るだけ採用の方向に持ってい行こうとしてくださっているような感じでした。

しかし面接希望者が多かったのと、長期勤務が難しいかもしれないというのがネックになり残念ながら不採用。まあ当然ですね。


次に受けたのは某スーパー。

学生時代にスーパーでのバイト経験があったので、担当する作業は違えど

ここで決められるとなぜか自身に満ち溢れて面接へと出発。

サービスカウンターで面接に来た旨を伝えると、建物裏手の事務所へと促されました。


椅子に座ってまず手渡されたのが計算問題のプリント1枚。

足し算と引き算の筆算だったので普通に解いて提出すると、

新たにアンケート用紙を手渡されたので必要事項を記入しました。



それから5分くらい待って面接官が登場。


面接をしてくださったのは50代くらいの男性。

こちらが「お願いします」と言っても、特に返事もなし。

「アンケート用紙書いた?じゃあ貸して」と、清々しいまでの偉そうな態度だったので

こういうキャラの人なのかと、腹も立ちませんでした。


でも自己紹介すらなく面接がスタートしたのは少し戸惑いました。

仮にも面接だったら「店長の○○です」とか名乗ってから始めますよね?


普段付けているであろう名札も外していたのでしょうか。

店長なのか課長なのか次長なのかもわからない謎の中年男性は、

私の履歴書をしばらく眺めるとこう言いました。



「ダブったの?」

 


おそらく私を学生と勘違いしており、年齢を見て留年したと思ったのでしょう。


でも普通こんな言い方しますか?

いくら上の立場でも初対面なわけですから、もう少し言い方を考えませんか?

フリーターの私が言う資格はないかもしれませんが、

社会人だったら年下が相手でも、たとえ単なるバイトの面接でも、初対面であれば

第一声くらい敬語を使いませんか?


敬語でもなく、初対面の相手にこんな言い方をするのは、

もはやキャラの問題ではなくただマナーが悪いだけです。


このおっさんマジか……と、

私は一瞬絶句しましたが、留年はしておらず、大学卒業後はバイトをしながら司法書士を目指している旨を伝えました。


それをきいたおっさんは「え??」と、不思議そうなリアクションでした。

おそらく司法書士という資格と関わったことがなかったのでしょうね。

まあよくあることなので、「そうなんだー」くらいに流されるんだろうと思っていると、

不意におっさんが一言。


「働かなくていいの?

その資格とっても就職できるとは限らないでしょ?」


司法書士有資格者の就活の現状も知らず、司法書士とは何かすらよくわかってないくせに

よくそんな事が言えるな!

と言ってやりたくなりましたが我慢するしかありません。


ちなみに、合格者数が減少している昨今、有資格者の就活は比較的容易だと合格者の方は口をそろえておっしゃっています。合格後の就活に関しては心配いりません。



その後の面接はなぜかアンケート用紙に書いたことと同じことを聞き直されるだけ。

おっさんは終始めんどくさそうにアンケート用紙を見つめ無駄な質問を繰り返し、

その間私はおっさんの残り少ない毛髪が抜け落ちるように念を送っていました。


案の定そこのスーパーは不採用でしたが、あのおっさんの下では働きたくなかったのでよかったと思っています。


その後、別のスーパーで採用してもらえたので今はそこで働いております。

そこの店長はあのおっさんよりもかなり若いですが、きっとおっさんより仕事はできます。


でも、あの面接のお蔭で「こういう社会人にはなっちゃだめだ」と反面教師にさせてもらえました。


おっさん、社会勉強させていただき誠にありがとうございました。