今日は祖父母の33回忌の法要で気仙沼に行って来た。今年の3月。父に言われた。祖父母の法要をやって欲しい,と。

    昨年の11月。村上家の墓を新しくした。父が建立した。父の念願がかなった。一緒に墓を見に行った。当時,右脚に癌を患っていた父が,山の上の墓に行けるとは思わなかった。

   父は,自分の足で墓まで行って,何を思ったのだろうか。

    今年の3月から,父の話をよく聞いた。何となく,毎週父に会った方がいいかなと思って,東松島の実家に通ったのである。

   なんか暗い話になってきた!

○緑の勲章

青春横断せしかの島に似て雲光り
            草生は太陽の匂い放てる

葉を落とし枯死を待つ竹の幹の黄の
            ひかり揺らぎて円天を指す

竹の樹間が透す川面に流れいる
            落暉を跳ねて遡る船

磨きゆく機器のパネルが映しだす
            夜の杉群に刺さる三日月

⭐︎大部明るい歌になって来た!