今月のリルは | ムーさんのご気分日記

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気の向いた時のモノローグ

アルザス本店のマークシェフを招いて、ガラディナーでした。





本店の今のメニューを、名古屋のシェフとコラボで再現していただきました。
ワインの構成も本店のソムリエさんとの事で楽しみです。

ガラなので料理の写真は有りませんが、ワインだけ撮らせてもらいました。

食前酒は、桜の風味のシャンパンカクテルで、いただくとお腹が空いてくるような感じにさせられる、美味しかった。

冷たいオードブル
オマール海老、リコッタチーズ、季節野菜のテリーヌ仕立て、抹茶とシトロンの香り

凄く繊細な味わいの中にオマールの甘味、リコッタのコク、野菜の味わいがタペストリーを眺めるように現れる。
このデリケートさが美味しい。

ワインは


アルフォンス・メロ サンセール・レ・ロマン2007
物凄く綺麗な酸、すっきりした飲み心地。
蜜の香り、引き締まってしなやかな柑橘系の酸味。

この料理の繊細さに合わせるならこのワインしか無いかもと思わせる。
繊細な味を変化させず,全体のニュアンスを引き締めてくれる。

暖かいオードブル
天然的鯛のポワレ ウ”ァンジョーヌの香り、フランス産モリーユ茸とフォワイトアスパラのフリカッセ

鯛の焼き加減が素晴らしい。
ほっこりとしてしっとり、旨みが凝縮されている。
モリーユの香りが実に美味しい。
アスパラの味わいが素晴らしいアクセントに成っていて飽きさせない。
実に美味しい一皿。

ワインは


トリンバックのピノグリ2002
ヒラマツ限定だそうです。
甘味と酸味のバランスが超絶的に素晴らしい。
熟した果実や微かにナッツの香。
全体の味の強さのバランスや甘味酸味ミネラル感のバランスは表現が難しいですが、実に美味しい。

料理をいただいてからワインをいただいて余韻の鼻から抜ける香りが実に香ばしくセクシーでした。
ソースとワインの味わいが絶妙なバランスで、見慣れた顔が時折見せる違った表情みたいな魅力的な瞬間を作り出します。

フランス産フォアグラのポアレと鰻の薫製 プチポワ添え
ソース・マトロト

濃厚で美味しいフィアグラ
薫製は、香ばしく鰻の脂が美味しい。

この食材の表情の違いと調和が美味しい。

同じワインに合わせたのですが、
フォアグラの時は、ワインの甘味が、
鰻の時はワインの酸味が出て来て実に良いアクセントに成っていました。
薫製の香りとワイン余韻も見事に調和していました。

スパイスの香る仔羊フィレ肉のウ”ェノワーズ ジャガイモとフヌイユのフォンダン
仔羊はシーズンですからね。
弾力の有る素晴らしい焼き加減とスパイスの風味。脂が実に美味しく感じられた。
付け添えのジャガイモの食感が魅惑的で、ほっこりとしているが十分な噛み応えが有って美味しかった。

ワインは
シャトーヌフ・デュパブ シャトーボーカステル2006
ダークチェリー、ラズベリーの香り
コンポート、カルダモン、スターアニス、黒トリュフのニュアンス。
ミネラル感とフルーティーな酸味、タンニンの味わい。

ラムの香りとワインの香りが実に美味しい相乗効果。
スパイスとミネラル感が良いバランス。
羊味わいの中でワインの微かな甘味が良アクセントで美味しくいただけます。

デザー
リ・オ・レのムースとルバーブのコンポート
山椒の香る苺のソルベ添え

お米のムースなんですが、苺の酸味が実に良いバランス。

山椒の風味のアクセントが実に魅惑的な演出で美味しい。
流石に、お米はお腹に重いですが。

ワインは
ゲベルトラミネール ウ”アンタンジュ タルデェーブ レオン・ベイエ
1998
ゲベルトらしい香り、
濃厚な甘味とバランスの取れた酸味

デザートの甘味とこの酸味が実に良いバランスで、飽きさせない。

本場らしいコースの組み立てで、繊細な前奏から一気にクライマックスに上り詰める

実にエキセントリックな構成。

一皿一皿にも多様な表情が隠されており、楽しめる皿でした。


フレンチの面白さは構成の妙も有りますが、この一皿の中の多様性を発見するのも

楽しみの一つですね。


今回のワインのマリアージュは実に挑戦的で面白い、ここまでアグレッシブに攻めないと

完成度の高いマリアージュは生まれないのかと、関心しますね。


実に楽しい時間を過ごさせていただきました、ありがとう御座います。

美味しかった。

でも、何時もより量が多かったので、かなり苦しい。



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