そろそろ28歳@ゆうやです
今日は柴海農園流 1人でトンネルを張る方法を公開しちゃいます

実は私はしっかりと農業研修を受けずに、
おりゃーっと農業を初めてしまったので、
1,2,3年目の農業はひどいものでした。
もちろんトンネル張りも誰に教わったわけでもなく、
完璧に自己流です

今となっては仲間の情報が入りますが、
当時は誰に聞いていいのかも分からず、
とりあえずトライ&エラーを無駄に繰り返していました

印西市ってトンネル張る様な野菜作ってる人ってあまりいないんですね。
八街とかに就農していたら、普通に隣の農家に教わればいいことを。
私は自己流でやってしまいましたので、随分かかって今の形にたどり着きました。
今日は午後1時半から
50mの畝2本に白菜250株、レタス500株を定植しました。
約2時間かかって植えて終わって3時半。
ここからパオパオをかけて支柱をさします。
支柱は約90cm間隔です。
そしてユーラック3号をかけて、
紐かけなのですが、
ここから農家ごとにやり方が違ってくるところですね。
まず杭なのですが、
私はヘアピンクイというものを使用します。
まず右側に一つ置きに杭を挿していきます。
この時全て挿すのではなく、10cmほど残して置きます。
そのまま戻ってくる時に反対側に杭を一つ置きに
ポイッと地面に落としていきます。
そして右側の始点ポイントから
八の字播きで収納しておいたマイカー線を黒コンテナにセット
コンテナの底にはピンを2本さしてあり、
動かない様になっています。
これを引っ張るとカラカラと回転して紐が繰り出されます。
マイカー線の始点を左手に持ち、
右手にマイカー線を引っかける棒を持ちます。
まずは右側のピンにだけ、マイカー線を一直線に通していきます。
端まで来たら、ピンに結び付け、
反対側からマイカー線をフックで引っかけてピン挿し固定。
このピンを挿す時に1回転ひねりを加えると
隣のピンが外れても紐が緩まないので、トンネルが剥がされにくくなります。
最後に右側の10cm残しておいたピンをかかとで最後まで挿して終了。
大体1本完成させるのに1時間弱、有ればできるようになってきました。
パオ張っても今回は5時半位に終了しました。
注意する点としては、
春の南風をモロに横から受ける場所ではサイドを土で埋めるといいと思います。
またマイカー線の結び目は引っかかるので、
結び目をビニルテープを巻いて滑りやすくすると引っかかりません。
保温性を高めたい場合は、作引きで溝を掘ってから支柱を挿すと
密閉度が上がるでしょう。
こんな事を4月位まで繰り返して少しづつ苗を植えて行きます。
風があると大変厄介な作業です。