今も動作している AMSAT OSCAR-7
ちょっと調べてみました。1.なぜ復活したか2002年に復活したのが確認されたようです。http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr342.htm20年ほど前に、過冷却が原因で AO-7 のメインバッテリーに使われていたNiCdセルが短絡状態になってしまい、太陽電池パネルが発電しても負荷がショート状態で機器に電圧が供給されなくなって「死んで」いたものが、何らかの理由で NiCd セルの短絡が外れたため、太陽電池からの電圧が機器に供給されるようになったからではないか... と言うような話が AMSAT-BB に投稿されていました。なかなか説得力ある説明だと思います。ビーコンが聞こえなかったり、動作が Mode-A だったり Mode-B だったりするのも、食明けで太陽電池の発電が開始された時に、モード切り替えを制御するスイッチの状態がどちらに固定されるかわからないからかも知れません。2.現在は・・・アマチュア衛星の信号を受信しているレポートを報告しているサイトがありました。AO-7現在も、まだ生きてます。http://www.amsat.org/status/信じられません。-----衛星AO-7 の諸元1974年に米国から打上げられ、1981年に機能停止とされていた衛星です。打上げ日 1974年 11月15日 17:11 UTC国際登録番号 1974-089B打上げ場 カリフォルニア州ロンポック打上ロケット ソーデルタ同時打上衛星 ITOS-G, INTASAT形状 高さ 36cm, 直径 42.5cm, 8角形状重量 約 29kg主設計・製作 AMSAT, AMSAT-DL軌道 周期115分, 傾斜角101.5度 遠地点高度1488km, 近地点高度1449kmトランスポンダ Aモード Bモード入力周波数 145.850-145.950 MHz 432.125-432.175 MHz出力周波数 29.400-29.500 MHz 145.975-145.925 MHz 逆ヘテロダイン出力 2W 14 / 3.5Wビーコン 29.502 MHz 200 mW 145.972 MHz 200mW 435.100 MHz 300~400 mW 2304.100 MHz 100 mW動作停止年月日 1981年 6月