平日の午前中、駅ビルの中の靴屋さんでサイズを探しに行った店員さんを待っていました。
そこに、一組のカップルがやってきました。
夫婦ではないのはひと目でわかります。
男性は60代半ば?長く労働してきた感を強く醸し出しています。リュック姿です。
女性は60歳前後?くたびれたローヒールを履いています。
女性はサンダルを何足も試着し、靴の様子をしきりに男性に話しています。敬語です。
男性は寡黙で、一言も喋らず、女性を見守っています。
私のサイズが店内になく、店員さんが他店に在庫確認をしている間も、女性は色のことで1人喋り、熱心に品定めしていました。
私が取り寄せ注文の連絡先を書き終えた時、女性が「お手洗い行ってきます」と離席。と同時に男性がレジで支払いを始めました。
マッチングアプリで知り合ったのだろうか、私も60代の男性からメッセージくるけど、もしお付き合いしたらああなるのかな?とか、
私とシンさんのデートも違和感と奇異の目で見られてるのかな?とか、あの男性は貯金を全部吸い取られてしまわないかな?とか、あの後ホテルに行ったのかな?とか、いろいろと考えてしまいました。
私のサンダル、届くのが楽しみです。