タンスのゲンで安くてたくさん本が入る本棚を買った。


どの本棚を買うかあれこれ悩んで、結局気に入ったやつに引き出しが二ついていた。


本棚として気に入っていっただけで、特に引き出しの使い道が思いついていた訳ではない。


文具や工具などの細々したものは食器棚の引き出しに収まっているし…なにをいれよう。


さんざん悩んで、結局二人の子どもに一つずつあげることにした。


若いときだったら、引き出しに入れたいものなんてそれこそ無限にあったはずなのに…今となっては一つも、思いつかなかった。引き出しに入れるものってなんだ。


それより子どもに好きなおもちゃとか、なにか気に入ったものとか、入れてもらうのが一番の使い道だと思った。というか、それ以上の答えが思いつかない。


こうやって少しずつ空間を次の世代に受け継いでいくのが老いるということなんだろうか。まだよくわからない。