『High Return Manager』
べリングポイント(日本)のコンサルタントの方が書かれた本です。
部門スタッフを動かすマネージャーが、如何に企業からハイリターンを得るか、それを筆者独自のフレームワークから分析しています。
ロジックとしては、
①先ずリターンを以下の式にて定義
リターン=基本能力×チーミングレベル×実現レベル
②上記チーミング、実現レベルという2要素を更に以下に分解
チーミングレベル= チームベクトル ×コミュニケーション×確実性
実現レベル= モチベーション×効率性
③その中で、短期間で変化の起こしやすい、5要素:
チームベクトル、コミュニケーション、確実性、モチベーション、効率性
をどの様に高める事によって、ハイリターンに繋げていくかを述べています。
リターンのレベルは足し算ではなく、掛け算であると主張する点は共感できますね。
どこかの要素が極端に高くても、下手をすれば、どこかの要素がマイナスである為に、結果がマイナスに成る事も在りうるわけです。
現実にもあります。PJT単位で動いていて、個々のモチベーションは高くても、各自が勝手に非効率な事ばかりしていて、結果が思ったほど出ていない事。
では、これら要素をバランス良く、如何に高めれば良いか?
筆者らは各要素を高める為に、個々でPDC(A)のサイクルで効率的に回していくべきだと主張しています。
個人的にはこのサイクルで回すという点が気に入りましたが、日常忙しくて、PDCAを意識して実現出来ていない自分に反省しています。
高いリターンを求める云々は別にしても、チーム力を高めたいと考えているマネージャーは読んでみると面白いでしょう。
Modena
