「分析力を武器とする企業」
データを多面的に活用して、統計・定量分析を実施、意思決定に結びつけている企業がいかに競争優位を保つ事が出来るか、という事が紹介してある本です。
データ分析に強みを持つ企業が、高業績に繋がる事をデータで証明しており、またその企業の持つ分析力は持続可能な競争優位に成りえる、と解説しております。
例としては、日本人には余り馴染みの無い企業も多く出ておりますが、有名な所ではP&G、Amazon、Googleが挙げられています。
<Consumer>
アンハイザー・ブッシュ
E&Jギャロ・ワイナリー
P&G, etc
<Commercial>
Cemex, etc
<Medical>
アストラゼネカ , etc
<運輸>
Fedex, etc
<ホテル>
マリオット・インターナショナル,etc
<小売>
Amazon,etc
<Eコマース>
Google, etc
Yahoo, etc
確かに、書籍のAmazonはミクロマーケティングを行い(”この商品を買った人はこんな商品も買っています”、上手く機能していると思いますね。
私個人的にもその機能は良く使います。(たまに”これ俺ちゃうん??”と、つっこみを入れたくなる購買パターンも表れていますが、。)
どうすれば分析力を蓄える事が出来るかというHowtoな部分は記載されておりませんが、
いかに分析を行った企業が優位性を持つ事が出来たかという事が良く分かります。
個人的には、”分析力を支える人材”という章が印象的でした。
ここではTopManagementが分析力の重要度を理解していない限り、正しく分析結果を戦略に反映出来ないと解説されています。
確かに、経営陣のコミットメント無しでは、折角の分析もただの部門内の情報蓄積のみで終わってしまう事も考えられます。組織を挙げて情報活用する、という意識改革がKeyと思えました。
ちなみに、本国では『ブルーオーシャン戦略』に次ぐ、ハーバードビジネススクールプレスのベストセラーだそうですね。
Modena
