先月の帰省シリーズ
前回長くなりそうで切ってしまったのですが
バタバタで飛行機に乗り込んだ私達
ここから長い帰路が始まりました
優先搭乗で一番に乗った私達
CAさんが出迎えてくれて、ムンと手に持った座席番号の席を探していきます
いつもどのCAさんもお優しい方ばかりですが
今回のCAさんは特に優しい気がする
なんとなく、そんな予感がしていました
飛行機のドアが閉まり、スマホは機内モードにしました
さあ、バイバイ地元
と思った矢先、
「滑走路の除雪の為、しばらく駐機場で待機します」
とのアナウンスが
え、このタイミングで
確かに、雪は降っていましたが、
除雪が間に合わない程だとは思いませんでした
だったらせめて乗り込む前が良かったと思いましたが、
除雪したらすぐに離陸しないと、また雪が積もってしまう...とかそういう理由なのかな
とにかく、どうにか2人のご機嫌を取りながら、
離陸の時を待ちました。
20分くらい遅れたんだったかな
CAさんも着席し、とうとう離陸
今回は通路側なので、外はあまり見えませんでしたが、
また帰ってくるからね、とちょっとしんみりした気持ちになりつつ、
とりあえず、耳がキーンとしないよう、ムンとみーちゃんに飲み物を飲ませていました
そして、ベルト着用サインが消える前だったかな
嫌な予感がしました...。
みーちゃん、出ちゃってる
何が、とは言いませんし漏れてはいないのですが
20分の待機の間にしてしまったのでしょう
機内のトイレにおむつ替えスペースはあるものの、
狭いのは間違いない
なので、家を出る時に替えてきていたのですが...
お隣のお客さんもいるし、さすがにこのままという訳にはいきませんでした
ただ、狭いトイレにムンと私、ベッドを出してみーちゃんを乗せて...というのは無理があるかと思ったので、
ムンに「みーちゃんのおむつを替えるから、お席で待ってて」とお願いしました。
これが、例えばショッピングモールなら、連れ去りも怖いし絶対に連れて行くのですが、
機内なら、CAさんもいらっしゃるし目が届くと思いました
それでもムンは、「悪い人に連れていかれちゃうかもしれない」と不安がるので、
「じゃあ、さっきのお姉さん(搭乗の時に挨拶したCAさん)にムンのこと気にしててってお願いしておくね」と言い、なんとか了承してもらいました
本当は、せめてトイレの前まで一緒に行きたいところですが、
突然揺れてムンが体勢を崩すのも危ないし、
席にいるのが一番安全だと思いました。
シートベルト着用サインが消えて、トイレが空いたタイミングで、
前方のトイレに向かい、CAさんに事情を説明しました
一応、3人で入れないかも聞きましたが、
酸素マスクの関係で2人までしか入れないらしいです
そうして、ムンの時にはやったことがないかもしれない機内でのおむつ替えを済ませて外に出ると...
ムンが、CAさんの席(離着陸などの時に座る、逆向きのイス)に座っていました
隣には先程のCAさんがいらっしゃり、「ママの側に行く」と声をかけて下さったことを聞きました。
貴重品(リュック)、持っていけば良かったな...とちょっと後悔もしましたが、
トイレに持ち込めないくらい狭いと思い置いてきたのですが、後から考えるとムンだけ残すにしても持っていた方が良いですね
とにかく、ムンが寂しくないように配慮し、一緒にいて下さったCAさんに感謝でいっぱいでした
その後、飲み物を頂いたりと機内での時間を過ごしていたのですが、
トイレの件のCAさん以外にも、
ムンによく話しかけて下さるCAさんがいらっしゃいました
この時、お絵描きや折り紙遊びが大好きだったムン
まだ数個しか都道府県を知らない頃の
提案して、CAさんにお手紙を書こうということになりました
大好きとありがとうの気持ちをいっぱい込めて...
お姉さんに伝わるかなぁとドキドキしながら、ムンは一生懸命お手紙を書きました
そして、ちょうどお二人が同じタイミングで通りかかられたので
ムン、勇気を出してお手紙を渡しました
CAさんのお名前は、私が名札をコソッとチェックしました
「ありがとう」と笑って受け取ってくれたCAさん達
ムンも大満足で嬉しそうでした
そしてそこから数分くらいかなあっという間に着陸間近の時間になり
ここで、ムンにとってまた嬉しい出来事がありました
なんと、先程お手紙をくれたCAさん達がそれぞれお返事をくれたんです
こんな短時間で、手が込んだお手紙や、
みーちゃんはリアルでもみーちゃん
飛行機のポストカード、ステッカーを下さりました
こういう時の為に、いつも持ち歩いているのかな
CAさん達のお気遣いに、更に嬉しい気持ちになったムンと私なのでした
着陸して、CAさんとお別れして荷物の受け取りへ。
ムンにとっては、今までで一番良いフライトだったのではないでしょうか
離陸まで時間がかかり、みーちゃんのおむつ替えにとバタバタなフライトでしたが、
大変なことは助けて頂いたり、相談することは大切だなと改めて思いました
もちろんこれからも直前におむつを替えるようにしたりと準備はしますが、
今度はムンがトイレに行きたくなったり、また色々ハプニングがあるかもしれません。
でも、本当にCAさん達は親切に、子どもに寄り添って下さり
私にとっても、すごく心が温まる時間になりました
荷物を受け取り、駅まで迎えに来てくれる義母に時間を伝え
ムンと「帰ったらムンパパにお手紙見せようね」なんて言いながら帰りの電車に乗り込みました
並び席に座り、荷物を荷物台に置いて、
飛行機で寝なかったし、ムンはお昼寝かなと思いながら、
あとは、このまま電車に乗っていれば義母が待つ場所へと着きます。
いや、着く予定でした。
もう家に着いたような気持ちで母にも「セントレア着いたよ」と連絡したにも関わらず、
今回はここからがまたひと騒動でした
長くなるので、続きはまたにしたいと思います
帰りが怒涛過ぎて終わりません
続きます