13日（日本時間14日）に米ネバダ州ラスベガスのパームス･リゾート･カジノでセットされていたWBO&IBF世界ミドル級タイトルマッチ、王者 ジャニベック･アリムカヌウェ（カザフスタン）vs 挑戦者 アンドレイ･ミハイロビッチ（ニュージーランド）が、試合を直前にキャンセルの発表。
記者会見を終えた後の現地時間11日の夕方？にアリムカヌウェが重度の脱水症状を起こして失神、病院へ搬送されてそのまま入院（減量の最終調整に入ったところで倒れた模様）となり、翌12日に主催するトップランクが試合中止をアナウンス。
興行自体は、セミファイナルのNABFライト級タイトルマッチ＆NABO同級王座決定戦、NABF王者 レイモンド･ムラタラ（米）vs 元IBFスーパーフェザー級王者 テビン･ファーマー（米）をメインにスライドして開催。
新型コロナ渦の頃は、直前の感染判明でドタキャンになるパターンが何度もありましたが…
海外では既に主流になっている水抜き減量法の悪影響なのか、前日計量の大幅な体重超過に加え、こうした脱水症状による直前の試合中止のケースも増えて来ている印象。
何れにしても、これで明日（日本時間）の注目戦がひとつ減ってしまった形です。
［それでも、ジャロン･エニス（米）vs ダビド･アバネシャン（露）のIBF世界ウェルター級タイトル戦あり］