【結果】岩田翔吉 vs ジャジャール・トリニダード & 金子虎旦 村田昴 高見亨介 | ボクシング・ダイアローグ

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7月6日:東京・後楽園ホールで開催された「WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」興行。

 

 

◇ライトフライ級10回戦◇

 

WBO&WBC1位/WBA2位/IBF7位

岩田翔吉

(28=帝拳:12勝9KO1敗)

vs

WBOアジアパシフィック11位

ジャジール・トリニダード

(26=比:11戦全勝6KO)

 

結果は 岩田選手が 6ラウンド 1:10TKO勝ち。

 

全勝のトリニダードも健闘したながら、地力で勝る岩田選手が3&6ラウンドにダウンを奪い、最後は連打でレフェリーストップ。

 

 

◇フェザー級8回戦◇

 

WBOアジアパシフィック8位/日本13位

金子虎旦

(26=帝拳:5戦全勝4KO)

vs 

フィリピン8位

マイケル・カサマ

(23=比:9勝9KO2敗1分)

 

結果は カサマが 初回 2:05 TKO勝ち。

 

オープニングラウンド早々に左フックを決めたカサマがそこから追撃、ダメージ深刻な金子選手が何とか凌ごうとするもレフェリーが割って入り、125秒で速攻決着。


 

◇スーパーバンタム級10回戦◇

 

WBA11位/OPBF&WBOアジアパシフィック4位

村田昴

(27=帝拳:6戦全勝全KO/アマ4冠)

vs

WBOアジアパシフィック15位

ブライアン・ジェームス・ワイルド

(22=比:12勝6KO無敗1分)

 

結果は 村田選手が 6ラウンド 1:49 TKO勝ち。

 

サウスポー同士の一戦は、序盤戦を終えるあたりから優位に立った村田選手が4ラウンドに右でダウンをマークした後、6ラウンドにパンチをまとめてレフェリーストップを呼び込み、試合終了。

 

 

◇110ポンド契約10回戦◇

 

OPBFフライ級15位

ウラン・トロハツ

(31=中国:15勝7KO6敗2分)

vs

IBFライトフライ級11位/WBO12位/WBC14位/WBOアジアパシフィック&日本1位

高見亨介

(22=帝拳:6戦全勝5KO)

 

結果は 高見選手が 3-0(79-73×3)の判定勝ち。

 

スピードで上回る高見選手が試合の大部分を支配、後半に危ない被弾シーンがありつつも、フルマークに近いユナニマスで明白に勝利。

 

 

試合は全て観ていませんが、帝拳勢の全勝はカタいかと予想されたところが金子選手がよもやのTKO負けで初黒星と、ひと波乱起きてしまった格好。

 

それでも、メインを務めた岩田選手はここをクリアしたことで、世界再挑戦にまたひとつ前進。

 

1位ということもあり、ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)の返上で空位となったWBO王座の決定戦狙いの可能性が一番高そうに思われますが…

 

マッチメイクでは国内随一な帝拳の選手だけに、年内・次戦で正式発表されそう?な感が大。