堤聖也が 7/7 井岡 vsマルティネスのセミで世界前哨戦 | ボクシング・ダイアローグ

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WBAバンタム級2位/IBF3位/WBO7位/WBC11位/前日本同級王者 堤聖也(28=角海老宝石:10勝7KO無敗2分)選手が、7月7日:東京・両国国技館でスケジュールされているスーパーフライ級2団体王座統一戦、WBA王者 井岡一翔(志成)vs IBF王者 フェルナンド・マルティネス(亜)興行に参戦決定。

 

ウィーラワット・ヌーレ(22=タイ:4勝2KO1敗)相手の56.0 キロ契約10回戦に出場、試合がセミファイナルにセットされることが今日13日、正式に発表。

 

堤選手は、昨年12月のモンスタートーナメント決勝&日本タイトル防衛戦で穴口一輝(真正)氏に判定勝ちして以来、約7ヶ月ぶりのリング。

 

今年3月、オーストラリアに1ヶ月半滞在して武居由樹(大橋)戦を控える当時のWBO王者 ジェイソン・モロニー(豪)のスパーリング・パートナーを務め、5月24日からは米ロサンゼルスで合宿を行ってWBCバンタム級王者 中谷潤人(M.T)選手や、7月にWBOフライ級王座決定戦に出場するアンソニー・オラスクアガ(米)らとスパー。

 

対するウィーラウットは、今年4月1日に西岡伶英(川崎新田)選手に判定負けして初黒星を喫したものの、その3週間後に同国人の新鋭ティーカユ・アサタムに判定勝ち、それ以来となる176センチの長身の若手。

 

今回の試合が決まったのは1週間前だったそうですが、堤選手の準備は万全のようで、ここは格の違いを見せて完勝してほしいところ。

 

世界前哨戦のつもりで臨むという堤選手は、世界タイトルのターゲットは高校2年時にインターハイ準決勝で敗れているWBA王者 井上拓真(大橋)選手と明白、大橋ジムの大橋秀行会長も統一戦に進む前の対戦候補、穴口氏とあれだけの試合をやった堤にチャンスを与えたい、と発言しており、このウィーラウット戦をクリアすれば実現の可能性は非常に高そう。

 

キャリアの浅い相手だけに、カード的には物足りなさは否めないにしても、とにかくここをしっかり勝って大一番に繋げてほしい、と思います。

 

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