7月20日（日本時間21日）：米テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアム開催のスケジュールがだいぶ前に発表済みのヘビー級8回戦、元WBC＆WBA＆IBF世界ヘビー級王者 マイク･タイソン（試合時58＝米：50勝44KO6敗2NC）vs YouTuber＆クルーザー級プロボクサー ジェイク･ポール（27＝米：9勝6KO1敗）を、テキサス州コミッション／ライセンス規制局が公式戦として承認。
これに伴い、試合が［1ラウンド2分／当初の発表どおりヘビー級8回戦／14オンスのグローブ使用／ヘッドギアなし］の特別ルールで行われることも決定。
タイソン氏は、20年11月に元世界4階級王者 ロイ･ジョーンズJr.（米）氏を相手にエキシビションのリングに上がっているものの、公式戦は2005年6月にケビン･マクブライド（アイルランド）氏に6ラウンドTKO負けして以来、実に19年ぶり。
個人的には、ボクシングファンだからとか、何はともあれタイソン氏の復帰戦だからとか以前に、炎上･迷惑行為を金儲けの手段にするユーチューバーという人種が大嫌いなので、やることになった以上はタイソン氏に往年の強打を炸裂させて圧勝してほしいところですが...
21年9月、当時58歳だった元クルーザー級3団体統一／WBA＆WBC＆IBF世界ヘビー級王者 イベンダー･ホリフィールド（米）氏が同じような特別ルールで10年ぶりの復帰戦を行い、44歳の元UFC（総合格闘技）王者 ビトー･ベウフォート（ブラジル）氏に初回TKOの惨敗を喫したことを思い出してしまったりすると、何とも複雑な気持ちに駆られます。