【結果】アンダーソンvsマーティン &マフムドフvsアクペジオリ[ヘビー級トップランク興行] | ボクシング・ダイアローグ

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7月1日(日本時間2日)米オハイオ州トレドのハンティントン・センターで開催されたトップランク興行のメイン、WBOインターナショナル・ヘビー級タイトル戦&WBC米国同級王座決定戦、王者/WBO7位/WBC9位 ジャレッド・アンダーソン(23=米:14戦全勝全KO)vs 元IBF王者 チャールズ・マーティン(37=米:29勝26KO3敗1分)。

 

結果は アンダーソンが 3-0(99-90×2、98-91)の判定勝ち。

 

試合は観ていませんが、キャリアで大きく上回るマーティンから3ラウンドにダウンを奪うなど、明白に差をつけての勝利だったようです。

 

ただ、元王者を下して実績をひとつ積み上げたながらも、デビュー以来の連続KOは14でストップ。

 

 

同じリングで行われたヘビー級10回戦、WBA5位 アルスランベク・マフムドフ(34=露:16戦全勝15KO)vs ラファエル・アクペジオリ(32=ナイジェリア:15戦全勝14KO)は、マフムドフが 2ラウンド 1:43 TKO勝ち。

 

殆ど同じ戦績同士の対戦だったものの、試合はマフムドクが初回に2度ダウンを奪い、続く2ラウンドで一気に仕留める圧勝で終了。

 

 

ヘビー級は、引き続き故国が大変な状況の技巧派で3団体統一王者 オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)と、実力者であると同時に気分屋、というか炎上商法的なリングビジネスで売るタイプのWBC王者 タイソン・フューリー(英)の2強状態。

 

[他、WBAレギュラー王者に今やすっかり並の選手っぽくなってしまった感が強いダニエル・デュボア(英)、WBO暫定王者に〝東洋人初の世界ヘビー級王者〟張志磊(チャン・ツィーレイ=中国)が存在]

 

戦線を盛り上がるためにも、近い将来、次世代後継者候補の若いアンダーソンや、逆に早めの勝負をかけたいマフムドフが先ずは世界に絡める所まで台頭できるか、今から注目しておきたいところです。