6/24 フランコvs井岡リマッチのセミで比嘉大吾がシリチャイ(ヨドモンコン)と10回戦 | ボクシング・ダイアローグ

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6月24日:東京・大田区総合体育館で開催されるWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ、ジョシュア・フランコ(米)vs 井岡一翔(志成)ダイレクトリマッチ興行。

 

今日23日、そのセミファイナルでWBAバンタム級12位/WBC&WBO14位/元WBCフライ級王者 比嘉大吾(27=志成:19勝17KO2敗1分)選手が WBAスーパーフライ級3位/元WBAフライ級暫定王者 シリチャイ・タイイェン(ヨドモンコン・ポー・センチップ/ヨドモンコン・CPフレッシュマート 32=タイ:65勝43KO4敗)を相手にバンタム級10回戦を行う、と所属ジムが発表。

 

比嘉選手は昨年11月、ソンセン・ポーヤム(タイ)に判定勝ちして以来のリング。

 

バンタム転級3戦目でWBOアジアパシフィック王座を獲得するも初防衛戦で西田凌佑(六島)選手に判定負け、その後は2連勝中ながらもこのクラスでのKOは戴冠戦のvsストロング小林佑樹氏の1戦のみと、現状ちょっと足踏み状態な感。

 

シリチャイは13年11月、比嘉選手が前に所属していた白井・具志堅スポーツジムの先輩・江藤光喜氏を12ラウンドTKOしてWBAフライ級暫定王座を奪取、翌14年3月に粉川拓也(宮田)選手に判定勝ちで初防衛と、日本選手との対戦歴もあるベテラン。

 

14年12月の団体内統一戦でファン・カルロス・レべコ(亜)に5ラウンドTKO負けで陥落、18年6月にフライ級でWBA王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)に挑んだものの8ラウンドTKO負けで2階級制覇ならず。

 

そこから再起後は、ほとんど無名相手ばかりながら現在15連勝中。

 

共にフライ級から上げてきた同士とはいえ実質1階級差があり、戦績の数字ほどシリチャイが凄い選手というイメージもないので、比嘉選手にとってはランクアップのチャンス。

 

シリチャイの打たれ弱そうな点も併せると、パワーでのねじ伏せに偏って失速・被弾するようなことがなければ、比嘉選手の久々のKOも期待できるのでは。