元世界3階級制覇王者で現在スーパーフライ級WBO1位/WBA&WBC4位/IBF5位にランクされる田中恒成(27=畑中:17勝10KO1敗)選手が13日、名古屋市内の所属ジムで会見。
12月11日に名古屋市港区の武田テバオーシャンアリーナで、WBO5位/WBC9位 ヤンガ・シッキボ(年齢?=南アフリカ:17勝5KO1敗1分)を相手に同級10回戦を行うことを発表。
田中選手は今年6月、橋詰将義(角海老宝石)選手に5ラウンドTKO勝ちでWBOアジアパシフィック王座を獲得(のち返上)して以来の試合となり、来年に見据える世界4階級制覇再挑戦の前哨戦の位置づけ。
シッキボはデビュー5戦目で黒星を喫した後ここまで14連勝中、今年7月にラクマン・ガンボンガリ(タンザニア)なる相手との空位のIBFコンチネンタルアフリカ王座決定戦に3ー0判定勝ちして以来のリング。
情報が少ないものの、動画サイトにあった映像をササッと観るにシッキボはこのクラスとしては体格が大きそうで、戦績どおりパワーはさほどない感じながらも決してアウトボックス一辺倒ではなく、カウンター等で倒すパターンも持っているイメージのオーソドックス型。
流し観した試合では右一発でKOしており、その部分だけなら同国人だとゾラニ・テテっぽいような感も。
とはいえそこまでソリッドではなく、順当なら田中選手の有利は動かないと思います。